「不妊治療・産後うつ」を体験して感じたこと 【タケト×ゴロー パパ対談】 #02

Photo by It Mama
出典: It Mama(イットママ)

芸歴21年の“よしもと芸人”でありながら育児系の資格を7つも保有し、各地でママ・パパに向けた講演なども行っているタケトさんのインタビューシリーズ第4回。

今回は、6歳の女の子のパパであるタケトさんと、It Mamaライターで3歳の男の子のパパである村橋ゴローさんのお二人に、“不妊治療”をテーマに対談していただきました。

ご夫婦で不妊治療をされている時、そしてその後について、お二人の経験談をご紹介します。

【連載目次】
【1】タケトさん✕ママ対談 「ベビーサインって難しい?」
【2】タケトさん✕ママ対談 「児童館での困ったこと…ママVSパパ !?」
【3】タケトさん✕パパ対談 「夫婦円満の秘訣は…あいさつ!?」
【4】タケトさん✕パパ対談 「不妊治療を経て…夫婦でどのように乗り越えてきた?」★今回のテーマ
【5】タケトさん✕パパ対談 「パパとしての自覚が芽生えたのはいつ?」

【6】タケトさん✕パパ対談 「娘はNo1キャバ嬢!? つい尽くしてしまうパパの気持ち」

▼夫が語る「不妊治療」の経験・妻に言えなかったこと

村橋ゴローさんは、書籍『俺たち妊活部』(主婦の友社刊)でご自身の妊活・不妊治療体験を公表しており、It Mamaでも『1095日間の不妊治療奮闘記』という大ヒット連載シリーズを執筆されていました。

そのゴローさんの連載を読まれたというタケトさんも、実は長年、ご夫婦で不妊治療を乗り越えてきた過去があったそうです。

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出典: It Mama(イットママ)

タケト:ゴローさんの連載読みました。僕は36歳の時に子どもができたんですけど、実は30歳の時からちょうど6年間くらい、不妊治療をしていました。

ゴロー:僕は3年(1095日)だったので、6年と聞くと長く感じますね……。

タケト:そうですね。第一子が生まれ、第二子も不妊治療で……と思ったのですが、妻と一緒に話し合って不妊治療をやめました。不妊治療中は、体外受精を3回ほどやって失敗してしまったんです。その時、妻は42歳でした。費用として120万円くらいかかりましたね。

僕が辛いと思っていても、僕から「やめよう」と言うことはできなかったんですよね。妻は自宅で“自己注射”も打っていて、そんな頑張っている妻に対して「やめよう」の一言が本当に言えなかった。そう思っていた時に、妻の方から「ちょっとやめようか」って言ってきてくれて、話し合いの末にやめることにしました。

ゴロー:その気持はすごく分かります。男のほうからは「やめよう」とは言えないですよね。

タケト:そうですよね。あの時は僕からも言えなかったけど、きっと妻も同じで、言い出しづらかったんじゃないかなと思います。

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出典: It Mama(イットママ)

▼壮絶な産後うつの果て…妻の一言「ねぇ、コレ捨てていい?」

村橋ゴローさんは、3年に及ぶ不妊治療、2度の流産を乗り越え、42歳にして遂にパパに。 しかし喜びも束の間、奥さまが“産後ウツ”になってしまったのだそうです。

ゴロー:わが家はちょっと特殊で、赤ちゃんが妻にまったくなつかなかったんです。僕があやすと赤ちゃんはすぐに泣き止んで、笑顔になる。でも妻が抱っこすると、火に油を注いだかのようにギャン泣きする。意地になった妻は、泣き止まそうと2時間も抱っこして離さない。妻も泣いている。まさに地獄。3年もの不妊治療の末にやっと授かった子どもだったのに当時のことを考えると、妻は本当に不憫でしたね。

タケト:赤ちゃんはママにべったりでパパになつかないって話は耳にするので、確かに特殊ですね。

ゴロー:あと他にも問題が。産後すぐは妻のおっぱいの出が悪かったりしたので、母乳教室に通って徐々に改善していったんです。でも、おっぱいが出るようになってきたら、今度は赤ちゃんがおっぱいの飲み方がヘタで、うまく吸いつくことができなかったのが重なってしまって……。

赤ちゃんのために、おっぱいマッサージや抱っこやら、努力して色々やっているのに、赤ちゃんは妻にギャン泣き。そして、僕が抱っこすると落ち着くんです。

タケト:パパが抱っこして泣き止むっていうのは僕からしたら羨ましいけどなぁ……。

ゴロー:でもそれで、妻は“産後うつ”になっちゃったんです。生後3~4ヶ月までは僕にとっても“地獄”のような日々でしたね。

おっぱいの問題がひと段落したあとは、赤ちゃんの肌が弱く、アレルギーで顔が真っ赤になってしまい、本当に大変なことが一気に押し寄せてきました。

そんなある日、妻が赤ちゃんを抱っこしながらボソッと吐き捨てるように、「コレ(赤ちゃん)捨てていい……?」って聞いたんです。6階のベランダから。

僕は「しっかりしろ!」って妻の肩を揺らして。何もかも上手くいかない育児、妻の苦悩、このときはふたりでわんわんと泣いたのを覚えています。

 

▼妊娠・出産・産後…どの家庭にもそれぞれ悩みがある!

タケト:妻も産後少しだけ“産後うつ”になっていた時期があったのですが、ゴローさんの家庭のように子どもに対してではなく、妻自身が「動きたくない」、引っ越しを検討していたのですが「この街から出たくない」って言っていました。それでも比較的軽い方でした。

ゴロー:当時、妻の頭には“500円ハゲ”が4ヶ所もあったんです。本当に精神的に大変だったんじゃないかと思います。

タケト:その話を聞くとわが家はすごく何も苦労していないように思えるし、わが家からしたら全然理解できないですね。ゴローさんが奥さまのそばに居て、本当に良かったですね。

ゴロー:同じパパ・ママ・赤ちゃんという家族構成なのに、家庭によって出産や育児って全然違うんですよね。理解できることもできないことも色々あるんですね。

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出典: It Mama(イットママ)

きっとママになる女性は初めての育児に戸惑いながらも、わが子の育児に試行錯誤し、そして徐々にわが子に対して、“愛しい”という感情が育まれていくのかもしれません。

けれど、ゴローさんご夫婦が経験したように、赤ちゃんのために一生懸命努力して、努力して、努力しても、問題が起こってしまうことはあるかと思います。そうしてママが自分を責めて、追いこんで、うつ状態になってしまう、こんな経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

ゴローさんご夫婦の壮絶な「不妊治療」と「産後うつ」の奮闘記は、It Mamaでも多くのママに反響がありました。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

 

次回は、タケトさん・ゴローさんに“パパとしての自覚”が芽生えた瞬間について語っていただきます・お楽しみに!(2018年7月6日 金曜日 配信予定です。)

 

【参考】
タケトさん公式ブログはこちら
タケトさんのイラスト満載!育児用Instagramはこちら
村橋ゴローの人気連載はこちら
中道あすかのブログ「~オシャレ子育てDIARY~」はこちら
※ 写真 It Mama撮影

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