【Q&A】歯の「仕上げ磨き」をママがやるのは何歳まで?

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赤ちゃんに歯が生え離乳食が始まる頃から、ママたちはわが子に虫歯を作らせまいと奮闘することと思います。

しかし、子どもの年齢が大きくなっていくにつれ、今度は「一体いつまで仕上げ磨きを続けるのかしら?」と疑問に思いませんか?

そこで今回は、ママであり歯科医である進藤ゆきこ先生に“仕上げ磨き”についてお話をうかがってきました。

Q:仕上げ磨きは「何歳まで」やればいいの?

A.10歳ころまで続けていきましょう。(※1,3,4)

6〜7歳頃に6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてきますが、小学校低学年で奥歯に歯ブラシをしっかりと当てるのは難しいと思います。この時期は虫歯になりやすいため、仕上げ磨きで手伝ってあげることをオススメしています(※5)

だいたい卒業の目安は、手先が器用に動かせるようになる、字が上手に書ける、上手に円が描けるようになったらとお話することもありますよ(※3)

目安としては小学校高学年になるまで、10歳頃ですね(※1,3)

赤ちゃんの頃から続けてきた仕上げ磨き。「毎日大変だわ」と思っていた仕上げ磨きも、いつかは卒業する日が来ますよ。

 

Q:仕上げ磨きにはどんな「歯ブラシ」を選べばいいの?

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A.仕上げ磨き用は「ヘッドの小さいもの」を選びましょう。

子ども自身が使うものとは分け、仕上げ磨き用の歯ブラシは“仕上げ磨き用”と記載のあるものが1つの目安となります。

あくまでもママが仕上げ磨きしやすい形のものを選ぶのがポイントです(※5)

毛の植わっている部分は、前歯の2本分くらいの大きさ、もしくは子どもの指の幅1本半くらいの大きさといわれています(※2,4)。ヘッドが小さい方が、小さなお口の中を磨くときに操作性が良いです。

柄はストレート、毛先はフラットで毛が短めだと当てやすいですよ(※5)

毛の硬さは、仕上げ磨きデビューの頃や歯の生え始めは“柔らかめ”、慣れてきたら“ふつう”を選ぶと使いやすいかと思います。

 

Q:「仕上げ磨きカンペキ♪」の目安は?

A.「歯垢染色液」を使って、感覚をつかんでください。

6歳臼歯は奥まっているので特に見づらい部分になります。

歯垢を染める「歯垢染色液」というものを使って汚れを赤く染め出すと、磨き残し部分がわかりやすいです(※5)

虫歯になりやすい上の前歯の間、歯と歯肉の境目、奥歯の歯と歯の間、奥歯の溝が磨けているかどうかがポイントです。歯と歯の間は“フロス”を使って仕上げましょう。最後はいろいろな方向からお口の中を見て、磨き残しがないかどうか確認しましょう(※1)

ママ自身のハミガキと違って、手探り状態の仕上げ磨き。

最初はとても難しいですよね。

ぜひこちらを参考にしていただきながら、小児歯科で歯ブラシの選び方や磨き方を教えてもらうといいですね。

 

【参考文献】
※1 Mouth&Body PLAZA−育児期 – SUNSTAR
※2 Q2.歯ブラシはどのようなものがいいでしょうか? – 子どもたちの口と歯の質問箱ー日本小児歯科学会
※3 倉治ななえ(2005)『虫歯を防ぐ、歯並びを良くする 子どもの歯をじょうぶにきれいに』(主婦の友社)

※4 日本小児歯科学会編(2005)『親と子の健やかな育ちに寄り添う乳幼児の口と歯の健診ガイド』(医歯薬出版)
※5 子どもの歯みがきー日本小児歯科学会
※  Evgeny Atamanenko , namtipStudio / Shutterstock

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