よかれと思ってたのに…「手間暇かけて子どもを潰すママ」のNG事例4つ

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まだ小さいわが子、色々手をかけてやりたくなりますよね。“手塩にかけた娘を嫁に出す”という言葉があります。「色々と世話をして大切に育てる」意味です。しかし、世話を焼きすぎてダメにする、手間暇かけ過ぎて子どもを潰してしまっている、そんな人もいます。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が具体例を挙げてお話します。

 

■手間暇かけ過ぎて子どもを潰すNG事例4つ

(1)親が「食べさせたい分量」を小皿に分けて出す

栄養を考えて「最低これくらいは食べて欲しい」という思いで盛った量が子どもにとって食べきれない場合があります。

いっそ、そんな手間暇かけないでドドーンと大皿に持ってみませんか。そして“自分の食べたい分量だけ自分でよそう”バイキング形式にしてもよいでしょう。実際、そうしている幼稚園、保育園もあります。

テレビで大家族スペシャルなどよく放送されていますが、いちいち分けていられないですし、洗い物も多くなるので小分けにしていなかったりします。そして結構みんな逞しくたくさん食べています。

大皿に盛ることで自分のお腹の空き具合と相談して、食べられる分だけ取る習慣が付きます。そうすると残すこともしなくなり、“残さず食べる”という習慣もつきます。ママも洗い物が少なくなって楽できるかもしれません。一石二鳥どころか一石三鳥、四鳥になりますよ。

 

(2)早く食べて欲しいと細かく切る

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まだ1才くらいの時期は喉に詰まらせるような食材のときキッチンばさみや包丁などで細かく切って出すことも必要です。

でも、少し大きくなってきたら野菜やハンバーグまで細かく切ることはありません。お箸やフォークを使って自分で切ることを体験させましょう。“切ってもらわないと食べられない子”になるからです。

上手に箸やフォークを使えるようにするには過保護にならないことですよ。

 

(3)残さず食べて欲しいと「好きなものだけ」お弁当に入れる

「残さず食べて欲しい」「喜ぶだろう」と好きなおかずだけ入れたり、熊さんやハートやアンパンマンなどのキャラ弁を早起きして手間暇かけていると、可愛くないシンプルなお弁当に箸が進まなくなってしまいます。

更に苦手なものでも挑戦して食べる姿勢がつかなくなります。

学校給食では魚そのものや野菜がドドーンとでることが多いです。家庭で食べつけないものに触れさせようという狙いです。切干大根、ヒジキ煮物などお弁当で食べていない子は苦戦し、いつまでも給食が机の上に残っている状態になります。

手間暇かけて“子どもが喜ぶお弁当”を作る作業を卒業して、どんなものでもしっかり食べる栄養バランスのよいお弁当を作りませんか。

 

(4)行動する前に「細かく指示を出す」

遊ぶ前から「仲良く遊ぶのよ」「お友達に優しくするのよ」と釘を刺す行為、転ぶ前から「坂道、急だから転ばないようにね」と注意喚起。

小学生になっても「忘れ物はない?宿題もった?筆箱入れた?ハンカチは?」「寒いからコート着なさい」。子どもが中学生になっても「今日は雨が降るって天気予報で言っていたから傘を持ちなさい」と指示する過保護過干渉ママがいます。

これでは指示がないと動けない大人になってしまいますよね。

 

いかがでしたか。

「まだ小さいから私が助けてやらないと」「失敗するに違いない」とあれこれ手を貸してやっているその行為が自立の芽を潰していることもあります。

転んだり、忘れ物をするちょっとした失敗体験から子どもはママが考えている以上に多くのことを学びます。わざわざ手間暇かけて子どもを潰さないようにしましょうね。

 

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【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【参考】

※ 立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

「はずれ先生」にあたったとき読む本

立石美津子(2014)『「はずれ先生」にあたったとき読む本』(青春出版社)

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