どの体勢もつらい…「妊娠後期のお悩み解決に」シムス位がオススメな理由

Jiri Miklo / Shutterstock

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妊娠の中期から後期にかけてお腹が大きくなることで息苦しくなり、お腹や鼠蹊部(ソケイブ)周りが圧迫されてしまうことで血流が停滞しやすくなります。

それにより、むくみや、貧血、血行不良などを感じ、どの体勢でいてもつらいという経験をされたママも多いのではないでしょうか。

そんな妊娠後期のママの不調改善のために、セラピストである筆者が、産婦人科でも勧められることが多い“シムス位の効果とやり方”をお伝えします。

 

「シムス位」ってどんな姿勢?

“片ひざ(両膝)を曲げて横になる姿勢”のことをシムス位と呼びます。筆者のサロンでも、マタニティートリートメントではこの姿勢でのトリートメントを行っています。

特に“左側”を下にして寝ることでより効果がでやすいと言われています。 なぜ左側を下にするのかというと、体の左側に大動脈、右側には大静脈が流れており、右側を下にすると、静脈のそばを流れるリンパ管が圧迫されるので、手足などの末梢から戻ってきたリンパ液の流れが阻害されやすくなってしまうのです。

弾力性の無い大静脈は、圧迫により心臓へ向かう血行が悪くなり、寝苦しさを感じてしまうといわれています。ですので、静脈瘤になりやすいママや、特にむくみやすいママは、“左側”を上にして寝ることをオススメします。

 

「スタートタイミング」とは

基本的にお腹が大きくなる頃の“妊娠20週目”あたりからがオススメですが、妊娠初期から行っても全く問題ありません。

むしろ妊娠初期に仰向けで寝ることによって、血行不良を招きがちになりますので、早いうちから初めていただいた方が効果的とも言われています。

仰向けや右横向きの体勢も、長時間でなかったり、上半身を起こしたり、膝を曲げたり、クッションを使うなど工夫すれば、やってはいけない体勢というわけではありませんから、心配しすぎないようにしてくださいね。

 

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