保育園入園前に「乳歯」が溶けちゃう!? 虫歯を悪化させるので控えた方が良い食べ物3つ

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子どものむし歯を気をつけていても、2,3歳頃になるとお友達と遊ぶことが多くなり、お菓子を一緒に食べたりする機会が増えてきます。特に市販のお菓子はママの手作りとは違い、糖分量もコントロールできないので知らぬ間にたっぷりの砂糖を摂取したりしていることがあります。

もし健診で既に「小さなむし歯がある」と先生から言われた場合、どんなおやつに注意すればいいのでしょうか?

そこで今回は、ママ歯科医である筆者が、むし歯を悪化させないための食べ物の注意点と良い歯をつくる習慣についてお伝えします。

 

「3歳」のむし歯有病者率は?

厚労省がまとめた全国乳幼児歯科健診結果によれば、3歳児で、平成18年に1人平均むし歯数が1.06本、むし歯有病者率26.67%だったのが、平成25年には1人平均むし歯数0.63本、むし歯有病者率が17.91%と確実にむし歯は減ってきています。

しかしながら、都道府県で差があったり、健診を受けない、むし歯を指摘されても治療にいかないといった、むし歯のない子と常にむし歯のある子の二極化が問題になっています。

乳歯のむし歯をそのままにしておくと、永久歯に波及してしまいます。子どもの将来のお口を守るために、乳幼児期は基本的な歯みがき習慣や正しい食生活を身につける重要な時期です。ママは、子どものお口の健康の大きなカギを握っているのです。

 

むし歯を悪化させるので控えた方が良い食べ物3つ

(1)食べ終わるまでに時間のかかるもの

棒付きキャンディや吸うタイプのアイスは食べ終わるのに時間がかかります。その間、口の中のpHは酸性に傾いたままで、歯はどんどん溶け出してしまいます。

1日に何度も食べると、歯の再石灰化を邪魔し、どんどんむし歯の進行が進んでしまいます。

(2)歯にくっつきやすいもの

アメ、チョコレート、グミ、ソフトキャンディ、クッキーやスナック菓子など、歯にくっつきやすいものは避けましょう。食べ終わった後、長く口の中に残りやすいためです。

逆にサッと口の中から消えるような、アイスやゼリーなどは比較的影響は少ないとされています。ガムやキャラメルなど、粘着性が強いお菓子は、詰め物が取れる原因になるので気をつけましょう。

(3)乳酸飲料やジュース

甘い飲み物もむし歯を悪化させるので、気をつけましょう。喉が渇くたびにスポーツ飲料、甘いジュースなどを飲むのは、むし歯だけでなく糖尿病の心配もありオススメできません。

水分補給は水やお茶にして、ジュースも100%ストレート果汁のものをおやつの一貫として、時間を決めて1日1回のお楽しみとしましょう。

 

健康な歯をつくるために「子どもに身につけさせたい4つの習慣」

(1)おやつの時間は30分以内で

テレビを見ながら、ダラダラと食べたり甘い飲み物を飲み続けるのはやめましょう。口の中が酸性に傾き、歯が再石灰化する暇がなく、どんどん溶けてしまいます。

メリハリのあるおやつ習慣を身につけさせましょう。食べ始めに時計を見ながら「○時までに食べ終わろうね」とお約束しましょう。

目安として30分くらいでおやつタイムは終了するとよいでしょう。

(2)3度の食事をきちんと摂る

次の食事を十分に食べられるように、食事の2時間前にはおやつを食べないようにしましょう。ぐずるたびにちょこちょこ与えるのも、ご飯が食べられなくなる原因に。

こういった中途半端な習慣になっている子どものママに甘いおやつでストレス解消していることが多かったりします。

食べ物で気分を紛らすのではなく、外で遊ぶ、散歩するといった工夫を親子で身につけましょう。

(3)寝る前の歯みがきを習慣づける

毎日の仕上げ磨きを徹底しましょう。寝ている間は唾液が減り、むし歯になりやすいです。

子どもがママに毎日仕上げ磨きしてもらううちに、「歯みがきしないとなんだか気持ち悪い」と感じるようになれば、寝る前の歯みがき習慣は大人になっても続けることができるでしょう。

子どもの成長に合わせて、歯ブラシだけでなく、フロスやフッ化物配合のジェルや歯磨き粉を利用して、むし歯を予防することも教えてあげましょう。

(4)数ヶ月に1度は歯医者さんでメンテナンスを

子どものむし歯は進行が早く、小さなむし歯のうちに発見することが大切です。定期的に歯医者さんで健診を受け、お家では見つけにくい、歯と歯の間のむし歯などをきちんと診てもらいましょう。

小さな頃から健診で歯医者さんに通うことで、大きくなっても定期健診でお口をキレイに保つ習慣が自然に身につきます。

 

いかがでしたか。

保育園に通いながら歯の治療に通うのは大変です。むし歯がなければ数ヶ月ごとの定期健診だけで済みますが、むし歯があると、毎週のように通院が必要になってしまうからです。

4月から保育園入園を控えているご家庭では今のうちにむし歯を治しておきましょう。

 

【参考】

歯の健康―厚生労働省

全国乳幼児歯科健診結果―国立保健医療科学院

これからの小児歯科医療について―日本小児歯科学会

う触のない社会の実現に向けて―日本口腔衛生学会

倉治ななえ(2005)『虫歯を防ぐ、歯並びを良くする 子どもの歯をじょうぶにきれいに』(主婦の友)

【画像】

※ Ilya Andriyanov / Shutterstock

【著者略歴】

進藤ゆきこ・・・専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」との思いで、親子のお口の健康について啓蒙活動に取り組んでいます。

 

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