親が子どもを叱る時「子どものプライドを傷つける」やってはならないNG行為3つ

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叱る時、やってはならない叱り方があります。それはプライドを傷つける叱り方です。まだ2~3歳のとは言え、子どもにだってプライドはあります。

パパに比べて子どもと一緒にいる時間が長いママは、特に知らず知らずに子どものプライドを傷つける躾をしてしまいがちです。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どものプライドを傷つける、やってはならないNG行為についてお話します。

 

■NG1:人前で叱る

買う予定のないお菓子をポイポイとカゴに入れる、陳列しているほうれん草の葉っぱをプチッとちぎる、そこですかさずパーンと子どもの頭やお尻を叩く親がいます。公衆の面前で子どもに厳しく躾ける親、そして「あら、あら」とその様子を見ている他のお客。

もしかするとこの場面でママは“きちんと躾のできる立派な親”という良い評価を受けるかもしれません。でも、人前で恥をかかされた体験をした子は深く傷つきます。

「悪いことをしてしまった」と反省するよりも“人前で恥ずかしい思いをした”という記憶の方が強く残ります。たとえおとなしくなってもそれは恥ずかしいからであって、“理不尽さ”はずっと後まで残っていきます。

叱るときはサッと腕を掴んで誰も見ていない柱の陰やトイレに連れて行きましょう。そして子どもの目線にしゃがんで「今日はお菓子買わない約束だったよね」「売っている商品を触ってはいけないよ」と厳しい口調で真剣に注意しましょう。

こうすることで、親の注意は子どもの心にしっかりと届きます。カゴから菓子を元の陳列棚に戻したり、商品をいじらなくなります。そしてその様子をみながらただ黙っていないで「ちゃんと注意を守れてお利口だね」とすぐに褒めてあげましょう。

 

■NG2:人前で子どものことを悪く言う行為  

他人に「まあ、なんてお利口さんなんでしょう」「お片付けきちんとできて偉いね」と褒められた時、つい気恥ずかしくて「家ではわがまま放題で」「部屋も散らかし放題なんですよ」などと反応してしまっていませんか?

中には「うちの子、外面がいいだけなんです」なんて言ったりします。謙遜の美徳の文化がある日本。“親バカと思われたくない”気持ちから出る言葉とも言えます。

確かに「うちの子お利口でしょ」と言ったら相手は引いてしまうでしょう。でもせめて「有難うございます」と返しましょう。せっかく褒めてもらったのですから相手の言葉を否定することは止めましょう。

子どもに至っては謙遜の文化などわかるはずはなく「人前で自分のことを悪く言われた」という思いだけが強く残ってしまいます。

 

■NG3:人格を否定する行為

たかがクレヨンを折っただけで「クレヨン折るなんて悪い子ね!」弟と喧嘩しただだけで「お兄さんなのに酷いことをする意地悪な子ね!」と人格そのものをケチョンケチョンに叩き潰す叱り方をしてはいけません。

次のように言いましょう。

「クレヨン折ることは良くないことなので止めてね」

「弟に優しくしようね」

受け取る側の気持ちは全く違ってきます。人格を否定されると、プライドが傷つくだけでなく、自分は悪い人間だと思うようになってしまいます。

 

いかがでしたか。

子どもはお腹から出てきた瞬間から人格を持った立派な一人の人間です。親の所有物と勘違いし、子どものプライドを無視してコントロールするのは止めましょうね。

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【画像】

ChameleonsEye / Shutterstock

【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

 

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