専業ママもワーママも一緒だった!便利になればなるほど「家事がラクにならない」理由

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テクノロジーの進歩により、世の中には便利な機械やサービスがどんどん出現していますよね。

ママの家事を楽にしてくれそうな便利な電化製品も、次から次へと発売されていますが、使ってみて「自分の時間が増えた」と感じているママはどのくらいいるのでしょうか? 正直なところ、筆者は以前よりも忙しくなっているように感じています。

そこで今回は、便利な電化製品があるのに“家事がラクにならない”理由についてお話します。

 

■電化製品があってもママは楽にならない

今ほど便利な電化製品がなかった“じいじ・ばあば世代”からすると、最近のママは甘えているように見えてしまうかもしれませんが、18歳まで薪で風呂を沸かすような前時代的な生活をしてきた筆者でさえ、「電化製品がある今の方がラク!」とは思えません。

その理由を、女性の社会問題に詳しいジャーナリスト竹信三恵子さんは「テクノロジーは、むしろ、省力化で空いた時間を、他の家事で埋めていく労働強化の道具となりかねない」と、著書『家事労働ハラスメント』で述べています。

つまり、便利な電化製品で節約してできた時間は、家事をトコトンきわめたり、子どものために費やしてしまい、結局ママの負担は減らないどころか、むしろ増えているということなのです。

 

■効率化で捻出した「時間」の使われ方

確かに周りを見渡してみれば、現代のママは極めて高いレベルの家事を一人でこなしているように思えます。

清潔な住環境をキープするための毎日の掃除や洗濯、洗い物は基本中の基本。子どものために腕によりをかけた彩り豊かな“キャラ弁”やSNSで自慢できるような“オシャレな料理”は、家族へ愛情の物差しとされることもあります。

もちろん、これらの家事に便利な電化製品は活用されているものの、効率よく家事をこなして捻出された時間は、子どもを公園に連れて行ったり、習い事への送り迎えなどに“惜しみなく”使うことが当たり前とされます。

このように、家事自体は効率よくこなせるようになったものの、空いた時間が全て自分のものにできないのがママのツライところなのです。

 

■子どもが大きくなっても大変!

また、たびたび話題となっている家事労働の評価の低さもママを苦しめている原因の1つになっています。

詩人の水無田気流さんは、『「居場所」のないオトコ、「時間」のない女』の中で、「“評価されない問題”は、結局女性たちをひたすら疲労させ、自尊感情を損ない、そして家庭生活への不満を静かに煮えたぎらせてはいないだろうか。本当に、たかが家事、されど家事なのである」と、家事労働が評価されにくいことに対して警鐘を鳴らしています。

特に日本では“良妻賢母”という言葉があるように、ママに求めるクオリティが外国に比べて高い傾向にあるそう。特に、専業ママは“仕事をしていないんだから”という理由で、必要以上に高いレベルの家事を要求されているように感じている方も多いのではないでしょうか。

専業ママの中には、子どもがもう少し大きくなったら働きたいと考えている方も多いと思います。しかし、今でもなんとかこなしている高いレベルの家事に、仕事が加わるとそれはそれは大変なこと。さらに子どもが大きくなると、園や学校、地域などの役員や活動がはじまりビックリするほどの忙しさになってしまいます。

筆者の家でも夫が自治会長、筆者は子ども会での広報とPTAのボランティア、保育施設と小学校、各々の運動会の保護者の役……と、一度にいろいろなことが重なり「ヒーヒー」言いながらこなしていた時期もありました。

ママが仕事を再開したり、倒れてしまったりしても、家事や育児を任せられる人がいるという環境をコツコツと築いていくにはどうしたらいいのか。周りの人と協力する方法を考えていきたいものですね。

 

いかがでしたか?

ママを取り巻く環境は本当に大変なものですよね。ちょっとツライ時もあると思いますが、専業ママもお仕事をしているママも、せめて「私は十分頑張っている」と、自分を褒めてあげてくださいね。

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【参考】

竹信三恵子(2013)『家事労働ハラスメント – 生きづらさの根にあるもの』(岩波新書)

水無田気流(2015)『「居場所」のない男、「時間」がない女』(日本経済新聞出版社)

【著者略歴】

北川ワコ・・・東南アジア担当の海外営業、翻訳会社でのコンサルティング営業を経て、出産後の保育園探しに失敗し退職。現在は2人の男児の育児に重点を置きながら、外資系通信会社に勤務中。4世代大家族育ちで、国内外の多様な家族観に強い関心がある。また、ポルトガル語学科卒業で、ブラジルの踊り、料理に造詣が深い。昆虫、薪割り、キャンプ、何でも来いのワイルド系。

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