その服装で大丈夫?最悪の場合「死に至るケース」もあるマダニ対策4つ

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夏はキャンプやハイキングなど楽しいイベントがたくさん待ち構えていますね。ただ、虫の活動も活発になりますから、虫刺されにはじゅうぶんに気をつけたいものですね。

中でも、ここ数年特に注意が呼びかけられているのが“マダニ”による虫刺され。かまれると、かゆいだけでは済まされず、発熱や嘔吐、下痢などの症状が出る“重症熱性血小板減少症候群(SFTS=severe fever with thrombocytopenia syndrome)”を発症、最悪の場合は死に至ることもあるのです。

今日は、近年のマダニによる被害状況と、その対処法についてお伝えします。

 

■マダニと重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

SFTSは、2011年に中国の研究者らによって発表された、ウイルスによるダニ媒介性感染症です。日本では2013年1月に海外渡航歴のない人がSFTSに罹患していたことが初めて報告され、それ以降SFTS患者が確認されるようになりました。

その主な感染経路はマダニ。世界に800種類以上あると言われているマダニの中でも日本で確認されているのは“フタトゲチマダニ”などの47種。家の中にいる小さなダニと比べて大型で、成ダニでは吸血前で3~8ミリ、吸血後は10~20ミリ程度にもなります。シカやイノシシ、野ウサギなど野生動物がいる環境に多く生息しており、その他、民家の裏山や畑、あぜ道などでも見られるそうです。

マダニに噛まれ、SFTSウイルス(SFTSV)に感染すると、6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血どの出血症状が起きます。最悪の場合は死亡することもある、本当に恐ろしいウイルスなのです。

しかし、有効な薬剤やワクチンは今のところないという心もとない状態です。それでは、私たちはいったいどのようにSFTSウイルスを予防すればよいのでしょうか。

 

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