鼻は絶対ほじっちゃダメ!初夏に増加する子どもの「とびひ」予防策4つ

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夏は虫刺されやあせもの時期。小さな子どもは「かゆい!」と思うと、掻きむしるのをやめられないので、よけいに肌が荒れやすくなってしまいますよね。

でも、掻かずにガマンしているのに、全然治らないどころかどんどんひどくなり、全身にまで水泡が広がってしまった場合、もしかしたら“とびひ”になっているのかも。

今日は、初夏に特に注意が必要な子どもがかかりやすい“とびひ”の原因とすぐにできる予防法についてお伝えします。

 

■全身に広がる皮膚の病気「とびひ」

 “とびひ”の正式病名は“伝染性膿痂疹(のうかしん)”。火事の飛び火のように、全身に水泡があっという間に広がることから、“とびひ”と呼ばれています。虫刺されやあせも、ケガの傷にブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌)などが入り込むことで感染します。

とびひになると、プールや水遊びができなくなる保育園や幼稚園が増えています。日本皮膚科学会のホームページには、「自分の病変を悪化させたり、他人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は完全に治るまでは禁止です」と書かれています。

厳密に言うと、プールの水でうつることはないようですが、触れることで症状が悪化したり、他の人にうつす可能性が高いので禁止されているそうです。

とはいえ、これからどんどん暑くなり、水遊びが楽しい季節。子どもたちには思いっきりプールや海で楽しんでもらいたいですよね。

 

■「とびひ」にならないためには

子どもを“とびひ”から守る一番の方法は、かからないために予防すること。毎日の生活では以下の4つに気をつけましょう。

(1)お風呂やシャワーを欠かさない

子どもはとっても汗っかき。夏はさらにたくさんの汗をかき、虫に刺されてしまうことも増えてしまいます。皮膚を清潔に保つためにも、お風呂はできる限り毎日入りましょう。日中でも汗をたくさんかくようなら、こまめにシャワーしてあげてくださいね。

(2)鼻をいじらない

鼻前庭(鼻孔からはいってすぐのところ)は、ブドウ球菌など細菌の温床なのだそうです。そのため、鼻を触った手で虫刺されやあせもの傷などを掻いてしまうと、感染する可能性があるのです。

下品だからという理由以外にも、鼻に指を突っ込んではいけない理由があったんですね。

(3)かゆくても掻きむしらない

もし、あせもや虫刺されができた場合、決して掻きむしらないように言い聞かせましょう。ケガの傷口なども触ったりしないように注意しましょうね。

(4)爪を短くしておく

いくら言っても、かゆいものはかゆいので、寝ている間などに無意識でかきむしってしまうこともあります。そんな時でも、体を掻いたときに皮膚が傷つくのを最小限に抑えるため、爪は常に短くして、清潔に保っておきましょう。

 

■「とびひかな?」と思ったら…

どんなに気をつけていても“とびひ”になってしまうこともありますよね。少しでも「とびひかな?」と思ったら、すぐに皮膚科を受診しましょう。抗菌薬(塗り薬と飲み薬)やかゆみ止めなどの薬を処方してもらえるので、早く確実に治してあげることができます。

とびひと診断された場合は、子どもと一緒にお風呂に入らないようにしましょう。子どもの病気と思われがちな“とびひ”ですが、大人でもかかる可能性のあります。プールと同様、接触によりうつる可能性があるので、タオルや衣類などの共有も避けて、感染しないように気をつけましょう。

 

いかがでしたか?

これからますます暑くなってきます。他の子が楽しく水遊びしているのに、うちの子だけがプールに入れない!なんてことがないように、とびひを予防してあげてくださいね。

【参考】

皮膚科Q&A – 日本皮膚科学会

大人も油断禁物! 傷口から感染する「とびひ」の恐ろしさ。 – ドクターズミー

【著者略歴】

※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。

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