魔のイヤイヤ期は親が「反抗されて嫌になる時期」!? イヤイヤ期にしてはならない親のNG態度

0~1歳までの乳児期は何でもママの言うことを聞いている時代。でも2歳過ぎると“魔のイヤイヤ期”がやってきます。手こずっているママは多いのではないでしょか。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が深い意味があるイヤイヤ期についてお話しします。

 

■ああ言えばこう言う、魔のイヤイヤ期

ママ:「お風呂入ろう」

子ども:「嫌だ!」

ママ:「だったら、入るのを止めよう」

子ども:「入る!」

ママ:「もう!勝手にしなさい!」

子ども:「うぇーん」と泣く……

 

子ども:自分の力で靴下を履こうとして「自分で~自分で~」

子ども:思うように履けなくて「出来ない~」

ママ:「ほら、言わんこっちゃない!」とママが手を出すと

子ども:「うぇーん」と泣く……

一体どうしたいのか子どもの気持ちがわからないですよね。“ああ言えばこう“の状態です。

 

■自立したい気持ちの始まり

時間に追われる日常で子どもがやりたいと思うことをやらせると却って時間がかかります。ママの思う通りに動いてくれないとイライラしますよね。

でも、子どもの「自分で~」の叫びは自分のことは自分でやってみたいという自立の第一歩。だから“魔のイヤイヤ期、反抗期”は、親にとって“反抗されて嫌になる時期”の大人の都合なんです。

 

■やってはいけない親のNG態度

子どもの行動をコントロール出来ないと、つい「じゃあ勝手にしなさい」「だったら好きにしなさい」「言わんこっちゃない」と突き放したくなります。こんなこと言われたら子どもは気持ちの持っていき場がない状態です。

また“時間がかかる”“出来ないだろう”と親が先回りする行為。せっかく自分でやろうと思っていたのに手を出されるととても悔しくて怒りたくなります。当然「自分でやる!」と泣き叫びたくなる訳です。

こんな時は自分でやらせてあげましょう。時間がかかるのが最初からわかっているのならば少し早めからお出かけの準備をして格闘させるといいですね。

 

■親子で同じ土俵に立つのはNG!

頭で思っているほど器用には手先が動かせない子ども。自分でやりたいけれどうまくは行かないのでイライラして癇癪を起こします。「できないから、泣きたくなるよね」と当然の感情と思ってあげましょう。

そして「ああ、自分の意見を主張出来るようになったんだなあ」と捉えてみましょう。自分でやってみたいという挑戦意欲があるだけで凄いことなんですから。

何だか赤ちゃんの頃よりグーンと成長したように見えてきませんか。同じ土俵に立って言い争うことは止めましょうね。

 

■イヤイヤな子への上手な接し方

毎日、同じ服を着たがったり、気温や気候に関係なくお気に入りの服を着たがるような場合は自由にさせるわけにはいきませんよね。そんな時は何着か服を用意し「この中から好きなお洋服を選んで」と言いましょう。親が選んだ服装を強要されるのではなく、自分で選ぶ余地を残してあげるのです。

公園でなかなか帰らない時も「もう遅いから帰ろう。遊ぶのはおしまい!」と言うのではなく「あと、どれくらい遊ぶ?10にする?20にする?(と言って一緒に数を数える)」と選択肢をもたせてあげましょう。

自分で決めたことは守るものです。

 

いかがでしたか。 

自己主張を禁止していると“親の前ではいい子にしていなくてはならない”と感情に蓋をするようになります。そして親の背丈を越して強くなった時、溜まりに溜まったストレスを思春期以降に爆発させることがあります。

あと10年したら第2のイヤイヤ期である“第二次反抗期”が中学生くらいの年齢でやってきます。身体は大人になりつつあるけれどもまだ自活できない親に依存しなくてはならない時で何かと親とぶつかる時代です。

性格により爆発の大きさは異なりますが、人生の中でこの2つのイヤイヤ期を通って大人になると思ってドーンと構えて歓迎してあげましょうね。 

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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