伸びるどころかダメになる!? 将来を潰しかねない「幼児教育」の落とし穴3つ

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小学校受験を考えていなくても、「頭の良い子になってほしい」「子どもの才能を開発したい」という思いから、小さいうちから英才幼児教室に通わせるママも多いことでしょう。

でも、力の入れどころを間違えてしまうと、せっかくの英才教育も台無しです。

今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもをダメにしてしまう英才教育の落とし穴についてお話ししたいと思います。

 

■「お受験」をさせるつもりはなくとも…

「当教室はお子さんの秘めた才能を伸ばすための知能開発です。受験だけが目標ではありません」と詠っている幼児教室でも、授業内容が受験対策的なものだったりすることがしばしばあります。

入会当初は小学校受験を考えていなくても、周りのママがみんな受験するようであれば、否が応でも受験を意識してしまうことでしょう。

だからこそ、幼児教室に足を運び続ける場合、「結果は求めない。脳の刺激になっていればいい」と考えたりして、感情をコントロールする努力が必要となります。

中途半端に感情に流されてしまうと、おかしなところに力が入ってしまい、バランスを欠いた状態になってしまいます。そうなると、幼児教育は才能を伸ばすどころか、子どもの可能性を潰しかねないものとなってしまいます。

 

■子どもの可能性を潰すNG教育3つ

(1)お行儀や見た目の良さが最優先

 「どこへ出しても恥ずかしくない子に育てたい」

「人に迷惑をかける子に育ってほしくない」

「育ちのよい家庭の子と思われたい」

そんな思いからか、お行儀ばかり優先しているママがいますが、それは子どものためではありません。親の心のどこかに“いい子を育てた、いい母親”と評価されたい気持ちが隠れているからです。

母子ともに周りからいい評価を得ようと、厳しく叱ってばかりいると、子どもは次第に「自分は価値のないダメな子なんだ…」と思うようになってしまいます。

見た目やお行儀がよくなったとしても、自信がない子に育ってしまっては意味がありませんよね。

 

(2)他の子と比較する

パズルや文字がお友達のようにできないと「どうして○○ちゃんのように出来ないの!」と叱るママがいます。

確かに周りの子と比較するとできていないかもしれません。でも、お金と時間をかけて通っているんですから、全く何も身に付いていないはずはありません。

例えば、

・先週は判別不能だった、お化けのような“あ”の文字が、今週は少し整ってきた

・先週は席を離れて立ち歩いたけれども、今週は5分も座っていられた

・先生から言われる前に自分から挨拶ができるようになった

など、以前よりもできることが少しずつ増えているはずです。

優秀な子と比較していると、そうではない子は永遠に浮かばれません。我が子の変化、成長、進歩だけにスポットライトを当てましょう。

 

(3)「授業の出来、不出来」で子どもの評価を決める

1+1=2は正解で3は不正解。字か読めるか読めないか……など、知育の枠にはめると出来、不出来がはっきりしてしまいますが、それが出来ないからといって、人としてダメなわけではありません。

でも、幼児教室に通っていると、どうしてもその枠の中で評価されるようになります。つまり、お勉強ができない子どもは自己肯定感がズタズタになってしまう危険があるのです。

そこで、親ができないことを叱ってしまうと小さな子どもはもう立ち直れないかもしれません。ですから、「お勉強ができなくたって、お行儀悪くたってママはあなたのこと大好きよ」と、愛のある姿勢をしっかりと見せて、存在を認めてあげましょう。

 

いかがでしたか。

のびのび遊ぶことも、知的好奇心を満たすことも、子どもにとってはどちらも大切なことです。他人と比較したり、できないことを責めたりせずに、愛をもって接していきましょうね。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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