4児のママが見つけた「子どもがどっぷりハマる」絵本の法則とは?

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「絵本の読み聞かせはとってもいいことなので、できれば毎日してあげましょう」と、よく言われていますが、実際こどもに読み聞かせをしようとすると、おもちゃをいじりだしたり、あさっての方向を向いてしまったり。

こんな風にこどもが集中しないので「読み聞かせができない!」と、あきらめてはいませんか?

そこで今回は、子育てアドバイザーで四児の母でもある筆者が、こどもが夢中になる絵本を選ぶポイントとおすすめの絵本3つをご紹介します。

 

■子どもは“繰り返し”が大好き!

こどもたちは不思議なことに同じようなことを繰り返す話が大好きです。

それはどの時代でも、どの国でも普遍的なことだったのか、昔話には“繰り返し”から成る話がたくさん存在しています。時を越え、国を越えて語り継がれてきた昔話は、こどもたちが好む話のスタイルが生き残ってきた結果なのですね。

それでは、“繰り返し”の効果で子どもが夢中になる絵本を3つ紹介しましょう。

 

(1)3びきのくま

大きい熊、中くらいの熊、小さい熊の3匹が住むおうちが舞台です。

3匹の熊が散歩へ出かけ、留守になったおうちに小さな女の子が忍び込み、家の中にあるものを吟味します。

まずはお粥、次はイス、最後はベッド。

大きい熊のもの、中くらいの熊のもの、小さい熊のものを順番に試す様子は、子どもたちが大好きな“繰り返し”の表現がふんだんに使われています。

いつ熊が帰ってきて見つかってしまうのか……というスリル感に子どもたちはもうドキドキです!

 

(2)三びきのやぎのがらがらどん

おいしい草が生えている場所へ行くために、3匹のやぎは橋を渡らなければいけません。橋には恐ろしいトロルが口をぱっくり開けて待ち構えています。

小さいやぎ、中くらいのやぎが賢い応答でやりすごした後、大きなやぎがやってきて……!

トロルの描写の恐ろしさに加え、ハラハラする“繰り返し”のやり取りに子どもたちは目が離せません!

 

(3)てぶくろ

おじいさんが森の片隅に落とした手袋に、動物達が次々と集まってその中に住みこみます。

小さなねずみ、うさぎ、きつね……と、どんどん大きな動物が集まり、手袋はパンパンに!

そこへ、大きな熊がやってきて「どうしても入る」と聞きません。一体、手袋はどうなってしまうのでしょうか…!?

「手袋に入れて!」とやってくる動物達の“繰り返し”の会話から、おじいさんの手袋の温かさが伝わってきて、こどもたちも手袋に入りたくなってしまうようです。

 

いかがでしたか?

不思議な魅力がある“繰り返し”のお話。絵本に限らず、こどもたちは“繰り返し”が大好きなのです。

朝起きたら必ずママがそこにいる。お腹が空いたと泣けばご飯が食べられる。そんな日々の生活はこどもたちにとって“安心で嬉しい繰り返し”だからかもしれませんね。

 

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【参考】

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(2012)『3びきのくま(世界傑作絵本シリーズーロシアの絵本)』福音館書店

マーシャ・ブラウン、せたていじ(1965)『三びきのやぎのがらがらどん アスビョルンセンとモーによるノルウェーの昔話(世界傑作絵本シリーズ)』福音館書店

エヴゲーニ・ミハイロヴィチ・ラチョフ、内田莉莎子(2008)『てぶくろ ウクライナ民話(世界傑作絵本シリーズ ロシアの絵本)』福音館書店

【筆者略歴】

mica・・・現代美術ギャラリー勤務時に夫と出会い半年で結婚、渡米。アメリカで年子姉妹を産み帰国。その後日本で3女と長男を自宅出産。現在は夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住。 長女の不登校や苦しい罪悪感だらけの子育てを経て、今では自然体でこどもと接することが出来るようになった自身の経験を活かし、子育てアドバイザーの資格を取得。子育てのお悩みのご相談は、micasmilemica☆gmail.comまでお気軽にメールください。(☆を@に変えてくださいね)

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