頑張りママほどキケン!実は子どもを「脅して」しまっているNGフレーズって?

言うことを全く聞かない子供に対して、ついつい声を荒げてしまって自己嫌悪……なんていう経験ありませんか?

子供のしつけにおいて、言い方や言い回しは多くのママたちにとって悩みの種かと思います。

今日は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、“しつけにおいての脅し・罰・因果の使い分けの大切さ”についてお話します。

 

■ゼッタイ使い分けたい!「脅し」「罰」「因果」のちがい

まず、脅し・罰・因果の定義について確認してみましょう。

●脅し(threat)とは“相手を畏怖させる。おどすこと。脅迫すること”。

●罰(punishment)とは“ある特定の行動に対して苦痛な刺激を与えること”。

●因果(consequence)とは“原因と結果。事象を成立せしめるものと成立せしめられた事象”。

文字面だけで見るとなかなか分かりにくい面もあるかと思います。では次にこの脅し・罰・因果をしつけの中でどのように使い分けていくのかご説明します。

 

■具体例でみる!「脅し」「罰」「因果」の違い

子供に片づけを促す場面は日常的にたくさんあるかと思いますが、この時に実は無意識に“脅しママ”になっていることがあるんです。

●脅しママの場合:「早くお片付けしないと、おやつを食べさせないよ」

→お片付けをしないことで、おやつを食べさせないという“脅し”または“罰”を提示していますね。

●ただの因果で済む言い方:「早くお片付けしないと、おやつを食べる時間がなくなるよ」 

→同じことを言っているようですが、お片づけをしないからといって、ママを介した脅しや罰は提示していませんね。

脅しと罰の違いについては、脅したことを実際に行動に移せばそれは罰となります。つまりこの場合では、もし片づけをしなかった場合に、おやつをあげないのは罰となるのです。

同じ意味でも少し言い方を変えるだけで、こんなにも印象が変わりますし、子供の受け止め方にも変化が生まれるはずです。

 

■罰を与えてもいいのはどんな時?

では、しつけの中で“罰”を与えてもいい時とはどのような場合でしょうか?

判断の基準は、“2度とさせてはいけない”と思うような重大な行為です。

例えば、人の大切なものをわざと壊す、硬いものや鋭いもので人をたたいたり突いたりする、マッチやライター、ナイフなどで遊ぶ、道路に飛び出したり危険なところに近づいた……といった時などです。

これらはすべて、将来大人になって社会的制裁を受けずに済むようにすべく、子どもを守るための“罰”です。

 

脅しや罰などは後回しにし、まずは今している行為から起こりうる結果つまり因果を教えるように心がけましょう。そうすることで、子供自身が自分の行動の結果を予測できるようになり、今どう行動するべきかという判断ができるようになります。

頭ごなしに怒るのではなく、脅し・罰・因果を使い分けたメリハリのあるしつけをしてみてはいかがでしょうか?

 

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【参考】

平川裕貴(2014)『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)

バイリンガル表紙

 【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども英会話教室設立。30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3~6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』

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