「うちの子に限って」は危険!親が子の発達障害を学ぶべき理由

「うちの子に限って」は危険!親が子の発達障害を学ぶべき理由
まだまだ小学校入学なんてだいぶ先のことと思っているママ。

子育てを経験していると分かると思いますが、2年・3年なんてあっという間です。「え、もうすぐ小学校入学!」の時期がすぐにやって来ます。

ところで、小学校に入る準備としてランドセルだけではなく、毎年10月・11月は幼稚園の年長児に対して小学校入学のための“就学時健診”があることをご存知ですか?

この就学時健診で発覚する我が子の発達に関する衝撃の事実に動揺するママも少なくないのだとか。

今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者の立石美津子が、2、3歳の自我が芽生え始めた今のうちから知っておくと良い“発達障害”についてお話ししたいと思います。

 

■就学時健診で初めて知らされる「発達障害」とは?

就学時健診とは小学校入学のための身体検査のようなもの。

身体や精神の発達が検査され、問題がなければ普通学級に無事進むこととなり、心身に障害があり支援が必要な場合、通級制度の利用や特別支援学級、特別支援学校に行くようアドバイスされます。

重い障害があれば見た目でもすぐにわかりますが、“発達障害”は見た目が普通のことが多いため、就学時健診で初めてその事実と向き合う親がほとんどなのです。 

“発達障害”と言われる子どもの疑いとして以下が挙げられます。

(1)学習障害児(LD児)

(2)注意欠陥/多動性障害(AD/HD児)

(3)アスペルガー症候群

(4)高機能自閉症

※ (3)・(4)は“広汎性発達障害”のこと

 

■「まさかうちの子に限って……」と思うのは親なら当たりまえ

普段子どもを見ていて“集団行動が苦手”、“周りの子どもと比べて、落ち着きがない”など不安を感じたことはあっても「子どもはそんなもの」「ちょっと個性が強いだけ」と思うママもいると思います。

ですが、もし就学時検診で突然、「お子さんに発達の偏りがあります。障害が疑われるので支援学級に入学することをお薦めします」なんて言われたらどうでしょう?

中には「うちの子どもを馬鹿者扱いにした!」と行政側を訴える裁判に発展するケースもあるのだとか。

この衝撃の事実を受け入れられるのは誰でも簡単なことではありません。行政としては“アドバイス”の形をとっていますので、あくまでアドバイスとして拒否することはできます。

 

■「発達障害」という特性を親として知っておくことが大事

小学校の選択権は実際保護者側にあります。だから行政側も「お薦めします」という言葉に留まり曖昧に指示をします。

でも、小学校6年間は子どもの育成にとても大切な期間。学校選択を間違うことで、子どもの人生に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。

授業内容がチンプンカンプンであるにも関わらず、特別な配慮がされないまま、ただ先生に叱られてばかりいては、学校生活の中で成功体験、達成感を味わうことが出来ないまま6年間が終わってしまいます。

“発達障害”は、本人の努力ではどうしようもないことなのに、集団行動がとれない、極端に読み書き計算が出来ないことで孤立。そして、思春期以降、そのツケが回ってきて、不登校、鬱、リストカット、反社会的行動などの二つ目の障害を発症してしまうリスクもあるのです。

小学校は幼稚園や保育園のように“みんなで仲良く”とはいきません。多感な時期であるからこそ、異質なものを排除する“いじめ”という問題も起こるのです。

 

もちろん、“集団行動がとれない”“落ち着きがない”などの症状があるからと言って発達障害児である訳ではありません。

でも、子どもが2・3歳のうちから知識を入れておくことは子どもの成長を見守っていく親としてはとても大事なことです。もし少しでも不安なことがあれば、普段の行動をチェックしつつ、医師に事前に相談してみてはいかがでしょうか。

もし、子どもが発達障害だった場合、早めの対処や決断が、その後の子どもの将来を選択する上でとても重要になってきます。我が子にとって最適な学校選びができるように、今から少しずつ知識を身につけておけるといいですね。

 

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【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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