ベビー・子ども布団は大丈夫?「カビ・ダニ」が発生しやすい気温と湿度

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今の時期は、夏にかけて湿度が高くなり、喚起しても湿気がこもった感じがしますし、洗濯物も部屋干しすると……心配なのが、“カビ・ダニ”です。

特に赤ちゃんがいる家庭ではアレルギーが気になります。実際、子どもの住んでいる住宅環境の湿気・カビの濃度と子どものアレルギー疾患には、大きな相関性があることが国立研究開発法人の調べにより分かっています。(※1)

そこで今回は、1日中寝ていることが多い赤ちゃんがいるご家庭での、ベビー布団や子ども布団のカビ・ダニ対策について、佐藤さんが、カビ・ダニ博士こと川上裕司博士にお話しを伺いましたので、ご紹介いただきます。

カビ・ダニが発生しやすい気温と湿度って?

気温と湿度が上昇する梅雨どきは、カビ・ダニがとても活発になる季節ですが(※1)、カビやダニが発生しやすい気温や湿度はどの程度なのでしょうか。

カビ・ダニの生態や健康被害に詳しい川上裕司博士に伺いました。

カビとダニでは少し異なります。また種類によっても若干異なります。

◆カビ(好湿性の多くのカビ)

(気温)20℃~32℃、(湿度)80% R.H.~90%R.H.

◆ダニ(室内塵性ダニ類):アレルゲン性のあるコナヒョウヒダニ

(気温)25℃~30℃、(湿度)70%R.H.~80%R.H.

気温は20℃、湿度は70%を超えたあたりからカビまたはダニに警戒が必要になりそうです。

例えば、東京では6月になると平均気温が20℃に近くなり、平均湿度も80%になります。

7月には平均気温25℃、平均湿度77%になり、少なくとも9月までは油断できません(※1)。

 

就寝時の汗量について

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子どもは汗っかき、就寝時は汗をかきやすいなどと言われますよね。

川上先生によると、実際寝ているときは個人差はあるものの、夏季はクーラーがないと約200mLの汗をかくそうです。

そのため、ベビー布団やまくらなど寝具が湿った状態のままが続くと、アレルゲン性のあるコナヒョウヒダニ等の繁殖が活発になるとのこと。ダニがどんどん増えてしまうのです。

さらには、カビが発生しやすくなるということで、注意が必要ですね。

 

ベビー布団のカビ・ダニ対策、梅雨期にしておきたいこと

布団は汗や髪の毛など栄養源がたっぷりあり、潜みやすい場所で、顔や体が触れる場所なのでダニ対策は重要とのこと。(※1)

気がついたら布団にカビがびっしり! ダニが発生して子どもがかゆがっている、なんてことにならないように、事前に対策をしたいですね。

梅雨の時期にしておきたいことについて、川上先生にアドバイスをもらいました。

まず、シーツと枕カバーを週に1回以上、交換すること。

晴れた日は、掛布団を4~5時間以上天日干しして、マットに丁寧に掃除機をかけること。

マットをローテーションし、掃除機はアレルゲンを排出しないものを使用すること。

シーツやカバー類の交換はすぐにでもできそうです。天日干しやマットのローテーションなどは天気や家庭での準備状況にもよりますが、実行できたらより安心だと思います。

掃除機は、ハンドクリーナーにもなる吸引力が高いタイプがあれば、定期的なお掃除を習慣にできそうです。布団掃除機にもおすすめの人気の掃除機を挙げてみました。

(1)ダイソン 掃除機 コードレス Dyson V11 Fluffy SV14 FF

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(2)Shark(シャーク) EVOFLEX(エヴォフレックス) コードレススティック型クリーナー S30

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(3)ティネコ(Tineco) 掃除機 コードレス サイクロン A11 Danimo UV照射布団ヘッド ダニ除去 60分連続稼動

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また、筆者は普段換気を重視しています。窓を開けて換気することで室内のこもった空気が入れ替わり、気分もよくなります。

そのほか、厚生労働省では太陽光を室内に取り入れる方法も推奨しています(※2)。太陽光には乾燥や殺菌の効果があるので、カーテンやブラインドを開けて室内に光を当てることで、湿度が下がりカビの発生を予防できます。

また、部屋干ししたら喚起を心がけたり、マンションであれば喚起システムを利用することも有効なようです。

こまめに掃除するように心がけて、カビやダニから赤ちゃんや子どもを守りましょう!

 

【参考・画像】
※1 実は「カビ・ダニの温床」!寝室やカーテンの対策法! – ダイソン
※1 Kawakami Y., Hashimoto K., Fukutomi Y., Taniguchi M., Saito A. and Akiyama K.:A survey on the distribution of booklice, other allergenic arthropods, and fungi in houses in Tokyo. Urban Pest Management. 4 (2), 65-77, 2014.
※1 Kawakami Y., et.al.:
Distribution of house dust mites, booklice, and fungi in bedroom floor dust and bedding of Japanese houses across three seasons. Indoor Environment. 19 (1), 37-47, 2016.
※2「健康な日常生活を送るために シックハウス症候群の予防と対策」P6,7、厚生労働省
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※ Purino、ucchie79 / Shutterstock

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