年中・年長さん「お友達との喧嘩の理由ベスト3」と喧嘩が多い時期って?

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毎日元気に保育園や幼稚園に登園していく子どもたち。わが子は保育園でどんな風に過ごしているのかしら?お友だちと仲良く遊んでいるかしら?とママたちは気になることもあるのではないでしょうか。

そうです、子どもたちは毎日元気に遊んで、毎日元気に喧嘩もしています!

今回は現役保育士ichiさんに、子どもたちの喧嘩事情についてお伝えいただきます。

お友だちとの喧嘩が多いシーンや時期は?

基本的に子どもたちは毎日大なり小なり何かしらの喧嘩をしています

口論で済む些細なものから、手や足が出る激しい喧嘩まで……。もちろん怪我のないように全力で止めに入っています。

喧嘩になりやすい時期で言うと、個人差はありますが週明けの月曜日や長期休み明けが多いように思います。

大人も「休み明けってなんだか気怠いな…」と思うことありませんか?

それは子どもたちも一緒。なんとなく落ち着かなかったり、イライラしたりということが多いように思います。そういうときは要注意! 気づけばそこかしこで喧嘩勃発なんてことも……。

また行事前など、子どもたちが自由に遊べる時間が少なくなる時期も要注意です。行事前はどうしても様々な練習で自由遊びの時間が少なくなってしまうのです。

これは保育者の責任でもあります。限られた時間の中でいかにして自由遊びの時間を確保できるかを考え、日々工夫はしていても、自由時間を作ることが難しくもあるのが現状です。

 

子どもたちの喧嘩の理由ベスト3は?

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やりたいことが出来ないってモヤモヤしますよね。逆に自分の好きなことに没頭したり、集中しているときは喧嘩が少ないように思います。子どもたちが”夢中になれる何か”があるということは、喧嘩に限らずとても大切なことです!

それではここで、筆者が体験した中から感じた子どもたちの喧嘩の理由ベスト3をご紹介します。

●第3位……順番の取り合い!

年中・年長さんでも”順番を抜かした・抜かされた”でよく喧嘩がおこります。押し合いへし合いしているうちに、関係ない子まで押された押してないとなり、喧嘩が拡大なんてことはしばしば……。

●第2位……おもちゃの取り合い!

当たり前のことですが、保育園や幼稚園にあるおもちゃはみんなの共有のモノ。数に限りがあります。それを複数名の子どもたちが使うのです。

”譲り合い”は出来るときと出来ないときがあります。物の管理もまだまだできません。後で使おうと思ってその辺に置いておいたおもちゃ、気づけば他の子の手に……「それ使ってた!」「持ってなかったじゃん!ここに置いてあったもん!」「あとで使おうと思ったの!」……なんてことはしばしばです。

第1位……遊びのルールを守らない!

年中さん(4歳頃)になると少しずつお友だちと一緒にルールのある遊びが出来るようになってきます。(※)(例えば鬼ごっこやドロケイなど)ルールの理解にも個人差があります。

みんなが同じ認識で共有のルールを理解しているとは限りません。その子によって解釈が違う場合も多々あります。そこで気持ちのすれ違いが起こり、喧嘩が発生してしまいます。

また、年長さん(5歳頃)になると共通のルールが理解できるようになり、同じイメージを共有しながら遊びを楽しめるようになってきます。

そんな中生まれてくるのが”ちょっとズルしちゃう”子どもたち。鬼役の子が見ていないうちに逃げて、そして見つかって鬼役の子が激怒なんてことも……。これは様々なことを理解しているが故の喧嘩です。

(この他にも様々な理由で子どもたちは日々喧嘩をしています。これはほんの一例です。)

 

喧嘩している子どもたちに、先生はどうやって対応しているの?

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●叩く、蹴るといった喧嘩に発展しそうな場合

すぐに止めに入ります。ヒトの身体を傷つけるという行為は絶対にやってはいけないことなので、子どもたちがそのような行動をしなくてもいいように、未然に防ぐ必要があります。まず止めて、そこから双方の話や言い分を聞いていきます。

年中さんぐらいまでは自分の思いを言葉で表現できないことが理由で叩いたり蹴ってしまうということもあります。そのような場合は、保育者が子どもたちの間に入り、思いを代弁してあげています。

それと同時に、子どもたちには”言葉で思いを伝える”ということをお話しています。何度も何度も繰り返し伝えていくことで、少しずつ自分の言葉で思いを伝えられるようになっていきます。大切なのは、繰り返し子どもたちに伝えていくということです。

●年長さんの場合

この時期は自分の思いを言葉で伝えられるようになってきています。(※)そのような場合は、まずは見守ります。(筆者の場合、さりげなく喧嘩をしている子どもたちの近くに行って、こっそり話を聞いています。)

子どもたち同士で解決できる喧嘩は、極力子どもたちだけで解決できるように気を付けます。喧嘩は子どもたちの成長の種です。そのような大事な機会を、保育者が摘み取るようなことは基本したくないと思っていますが、そこは状況に応じて臨機応変な対応をとっています。

子どもたちは力の加減を知りません。喧嘩をするときも全力で怒り、全力で泣き、全力で思いを伝えています。自分の気持ちを思い切りぶつけて、最後まで聞いてもらう。これを繰り返していくうちに、相手の話も少しずつ聞けるようになり、相手にも思いがあることを知っていくのです。(※)

 

喧嘩が出来るということはとても大切なこと

日々の保育園での子どもたちの生活が見えないママからすると、「喧嘩した!」なんて聞いてしまうと心配になってしまうかもしれません。しかし、大人と違い、子どもたちの喧嘩はその瞬間で終わることがほとんどです。

数分前まで喧嘩していた二人が、気づけば大笑いしながら遊んでいるなんてことが当たり前。不安はあると思いますが、そこはドンと構えていただいて、保育者に任せていただければと思います!

一つだけママへのお願いは、保育園や幼稚園で起こった喧嘩は、ほとんどが解決済みのものが多いです。家に帰ってから、喧嘩の話を聞いて子どもたちを頭ごなしには怒ることはしないでいただきたいと筆者は思っています。

子どもたちは子どもたちなりに自分のしたことを受け止め、反省しています。友だちにもまれ、喜怒哀楽を繰り返しながら成長していく子どもたちを、共にどっしり構えて見守っていきましょう!

 

【参考・画像】
※ 長瀬美子『幼児期の発達と生活・あそび』(2015)ちいさいなかま社
※  StoryTime Studio / Shutterstock

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