【世田谷区で保活始めました】#02 各自治体の「待機児童数」の定義がバラバラ…!?

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東京都世田谷区。二子玉川や自由が丘などママに人気のエリアがあり、緑豊かな公園や教育施設も多く子育てにはもってこいの場所です。

2015年夏、年末に出産を控えた筆者は、産後3ヶ月での仕事復帰を目指し、妊娠安定期に入ると都内でも激戦区と言われる世田谷区でさっそく保活を始めました。

そこで得た教訓として、前回は教訓1~3までお届けしましたが、引き続きご紹介していきます。

(※2016年9月29日掲載の記事を再掲載しています。本記事は2016年度の待機児童数及び各自治体の支援制度内容がベースとなっておりますので、最新のデータは各自治体のHP等でご確認ください。

教訓4:「ファミリー層への支援が手厚い区」ほど待機児童が多い

近年、テレビや雑誌等の各メディアで報道されている待機児童問題。保活とは切っても切れない問題です。

世田谷区における2016年度の待機児童数は1,198人(※1)。全国の自治体の中でも4年連続で待機児童数ワースト1。東京都内では江戸川区397人、板橋区376人、渋谷区315人、足立区306人があとに続きます。

都心から近く通勤に便利、大きな公園や家族で楽しめるエリアが多く教育施設も充実している世田谷区では、ここ数年人口が増加傾向にあります。中でも0~5歳の乳幼児の増加が著しく、2010年から2015年の5年間で約4,900人も増加。待機児童数も約2倍にふくれ上がっています。(※2)

区も当然ながらこの問題に取り組んでおり、平成28年度は前年比で1,518人の保育園定員を増加。しかしながら、近年の乳幼児人口の急激な増加により、定員を増やしても追いつかず待機児童が減らない状況です。(※3)

2位以下の区も子育て支援に力を入れており、世田谷区同様に子育て世帯に人気があります。

2位の江戸川区は0歳児を養育している世帯への乳児養育手当など子育て世帯への区独自の補助金制度が充実しています。赤ちゃんにとって一番大切な時期を保育に専念できる経済的支援はママたちにはありがたいですよね。(※4)

4位の渋谷区では上限10万円の出産助成金(ハッピーマザー出産助成金)(※5)や任意接種であるロタやB型肝炎等の予防接種に対しての助成金が充実しています。任意接種は高額ですので、こちらもママたちにはありがたい制度です。(※6)

5位の足立区は区が認可するNPOが小学生までの子育てをしている家庭の親子を対象に一時保育を実施しているほか、朝夕の幼稚園送迎が困難な家庭のために送迎前後の預かり保育を行うシステムも。働くワーママにとってはうれしいサービスです。(※7)

渋谷区を除きワースト5の区はいずれも未就学児童数が多いので必然的に待機児童数も多くなります。子育て世代に人気のエリアは待機児童数も多いのです。

 

教訓5:「待機児童数」の定義は各自治体でバラバラ!?

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全国の自治体でみると2016年度の待機児童数は世田谷区の1,198人に続き、2位以下は岡山県岡山市729人、沖縄県那覇市559人、千葉県市川市514人、東京都江戸川区397人となります。(※8)

2016年度ワースト2位にランクインした岡山市は前年度の5倍で過去最多となりました。前年までは自宅から30分未満で利用可能な施設がある場合は待機児童にカウントしていませんでした。

しかし2016年度から保護者の第3希望の園まで調整しても入れない子どもはすべて待機児童としてカウントすることにしたため急増したのです。

また世田谷区の待機児童数が他の区に比べて突出しているのは、保護者が育休を延長した場合や求職中であっても待機児童としてカウントしているためといわれています。

このように入所可能な施設の判断や育休延長を含めるかなど、実は自治体によって待機児童の定義にはバラつきがあります。今後、待機児童の定義が見直されれば複数の自治体で待機児童数が大幅に増える可能性も。

いずれにせよ世田谷区の1,000人を超える待機児童数は突出しています。

私の保活は前途多難なのでした……。

つづく。

 

【参考・画像】
※1 世田谷区HP:保育待機児童数の現状   
※2 世田谷区の現況と子ども計画
※3 平成28年4月1日保育所等関連状況取りまとめ – 厚生労働省 
※4 江戸川区HP
※5 渋谷区HP1
※6 渋谷区HP2
※7 足立区HP
※8 <待機児童ランキング>自治体は待機児童を解決する気があるのか!ワーストは世田谷・岡山・那覇・市川… – Yahoo!ニュース
※ leungchopan ,ChiccoDodiFC / Shutterstock

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