子どもが愛情不足にならないために、ママに「必要なこと」とは?

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子どもに“無条件の愛情”を注ぎ続けることは、その子の健やかな成長にとって不可欠。

これは、育児情報などで、よく聞かれる言葉ではないでしょうか。

でも、ママも人間ですし、例えば、“許せない”と感じることを子どもに何度もされたりとして、その子への愛情が萎えてしまう時があるというのも、自然なことです。

この記事では、人類学を学び、様々な立場から子育てに18年間携わる筆者が、ママが子どもに無条件の愛情を注ぎ続けるために何が必要かを、最近の研究をもとにお伝えします!

ママが「子どもに無条件の愛情を注ぎ続ける」ために必要なものは?

2,000人以上のママを対象にしたアリゾナ州立大学の研究によると(*)、ママが子どもを無条件に受け入れ愛情を注ぎ続けるために、最も大きな影響力をもつ要素が、“ママが無条件に受け入れられているか”だったといいます。

子どもは、いい子の時もあれば、好ましくない行為をすることもあります。疲れたり、お腹を空かせていれば、わがままいっぱいにもなります。

また、性質的にかんしゃくを起こしやすかったり、人見知りが激しく引っ込み思案だったり、逆に、周りがびっくりするほど積極的に他の子の輪に入り込んでいく子もいます。

それでも、もし、そうした子どもの行為のひとつひとつが、ママの育て方が“良い/悪い”ためととらえられるなら、ママも、子どもの“良い/悪い”ばかりに目がいき、その子を無条件に受け入れることを、より難しく感じるかもしれません。

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例えば、公共の場で泣き叫ぶ子に、「親のしつけがなってない」と眉をひそめられるなら、「ぐずぐずしないの! なんであなたはこうなの!」と、ママも思わず子どもに対し声を荒げてしまうかもしれません。

一方、「そういう時もあるよね」といった共感の眼差しを向けてもらうなら、泣く子を抱っこして背中をトントンするなど、より穏やかに対応することができるのではないでしょうか。

このように、ママがより寛容に見守られるなら、ママも目の前のわが子を、より寛容に受け入れやすいというわけです。

 

ママに何ができる?意識したい「4つ」のこと

以上の研究を踏まえ、ママとして何ができるかを整理してみましょう。

(1)交友関係を選ぶ

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”いい時/悪い時”などの状況や条件によって、態度が変わる相手とは、なるべく距離を持ちたいです。

子育てがうまくいかないときや悩みを抱えた時も、「こんなに頑張っているのにつらいね、どうしたらよくなるかな」と、共に考え、励ましてくれる存在を大切にしたいです。

(2)相手に影響を受けそうになる自分に気づく

とはいえ、不寛容な相手が身内だったりと、距離をとりにくい場合もあるものです。

そんな場合は、「相手の見方に引きずられそうになっている」と気づくだけでも、そのまま子どもに気持ちをぶつけてしまうことが、減っていくでしょう。

(3)“自分への思いやり(セルフ・コンパッション)”を心がける

自分で自分を“無条件に受け入れて”あげるのも方法です。

思い通りに物事がすすまないとしても、「こういう時もあるよね。でも私なりに頑張っているじゃない」と、自分を労わってあげましょう。

(4)周りへ寛容な眼差しを向ける

子どもの行為に困るママに、共感の眼差しを向け、必要ならば手伝ってあげたいものです。

子育てをする者同士、できるだけ寛容な眼差しを向け合うことで、子育てというものは、より楽になるのではないでしょうか。

 

子どもを無条件に受け入れ、日々より健やかに対応できるよう、ママの身の回りの関係を整えていきたいですね。

 

【参考・画像】
Suniya S. Luthar, Lucia Ciciolla. ‘Who Mothers Mommy? Factors That Contribute to Mothers’ Well-Being.(誰がママのママをするの?母親の健やかさへ貢献する要素)’. Developmental Psychology, 2015 
※ antoniodiaz、2xSamara.com、 SpeedKingz / Shutterstock

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