保育園で集団食中毒も!注意したい食中毒菌、おすすめ除菌方法は?

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先日、大分県の私立認定こども園で園児33人と職員3人が集団食中毒になったとのニュースが報道されました。(※1)

給食で提供されたサバの塩焼きから食中毒を引き起こす「ヒスタミン」が検出されたとのことです。

こういったニュースを聞いて、手洗いや加熱に注意を払う方が多いと思いますが、実は調理器具が原因で食中毒が起こることもあるのです。

そこで今回は、食中毒について、予防法や注意が必要な調理器具についてご紹介します。

 

食中毒が起こりやすい時期とは?

“食中毒は夏場に起こるもの”というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

厚生労働省の食中毒統計資料によると、細菌性の食中毒は4月~10月にかけて発生件数が増えるようです(※2)。夏場だけでなく春から秋にかけて季節を問わず食中毒に注意が必要なのですね。

細菌が繁殖しやすい温度は種類によって異なりますが、多くの菌が30度前後で繁殖の速度が速くなります(※3)。ただし、4月くらいから食中毒が増えるということは、気温が25度くらいになる頃には予防を意識した方がいいでしょう。

 

要注意!“調理器具”が原因になることも

食中毒予防の3原則は、

(1)つけない

(2)増やさない

(3)やっつける

です。

(1)つけない

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食品に食中毒の菌をつけないということです。調理前に手をしっかり洗うことがこれに当てはまります。

(2)増やさない

食品中で食中毒の菌を増やさないということ、主に調理後の温度管理です。調理後の食品を室温で放置しないように、保存する場合はすみやかに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

(3)やっつける

食中毒の菌をやっつけるということ、加熱調理でしっかり中まで火を通しましょう。

手洗い、加熱、保存という予防の注意点をご紹介しましたが、実はこれ以外にも気を付けたいことがあります。

それは、“調理器具”についてです。調理器具や保存容器が菌で汚染されていて、食中毒が発生することがあるのです。

最近は“作り置き”をする方も増えていますが、作ってから食べるまで時間が空く場合は特に注意が必要です。

汚れや水分が残っていると菌が繁殖しやすいので、しまう時にはしっかり乾かしましょう。保存容器や、赤ちゃん用のマグなど細かい溝があるものは洗い残すことが多く、乾きにくいので注意が必要です。

菌が繁殖しやすい調理器具としては、細かい傷がつきやすい“まな板”があります。包丁の柄が木製のものは、乾くのに時間がかかります。湿ったままだとやはり菌が繁殖することがあります。

“ミキサー”は刃のまわりが乾きにくいものが多いです。ミキサーで作るジュースやスムージーは生でいただくことが多いので、菌が繁殖しないようしっかり乾かしてからしまいましょう。

 

オススメの除菌方法とは?

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調理器具の菌を取り除く方法にはどのようなものがあるでしょう。

菌を取り除く方法といえば、“加熱”が思い浮かぶ方が多いかもしれませんね。

加熱は確実に殺菌する方法ですが、煮沸をしたり、調理器具に熱湯をかけたりと手間がかかります。

実は、加熱と同じくらい効果がある方法として、“アルコール”による除菌があるのをご存じでしょうか?(※4)

スプレータイプのものが市販されており、吹き付けてすぐに乾くので手軽にできますね。

注意点としては、アルコール除菌を行う場合は、除菌したいものが乾いた状態である必要があります。アルコール除菌剤が水で薄まると効果が得られないことがあるからです。

器具をしまう前だけでなく、使用する前にもアルコール除菌を行うと効果的です。

手洗いや加熱に加え、調理器具の除菌で食中毒の予防を心掛けてくださいね。

 

【参考・画像】
※1 給食のサバの塩焼き食べ、園児ら36人が食中毒 – YOMIURI ONLINE
※2 「食中毒統計資料」2018 – 厚生労働省
※3 細貝祐太郎 松本昌雄編 「新 食品衛生学要説 第2版」(2000)医歯薬出版株式会社 – Amazon
※4「梅雨時期の「作りおき」は食中毒リスクが?!冷蔵庫保管で見た目に変化がなくても、食中毒レベルの菌が存在」ジョンソン株式会社
※  Anetlanda、 Monkey Business Images、 plantic / Shutterstock

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