乳幼児期こそ気をつけたい!「好奇心の芽を摘む」親のNG対応3つ

 
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周りの物事や課題を前に、「これは何だろう?」「どういうことかなあ?」と好奇心に溢れ、主体的に向き合う子。

一方、「これ何か知ってる?」「どういうことだと思う?」そう何度も質問されながらも、面倒くさそうに通り過ぎようとする子もいます。

ママとしては、できることなら前者のように、自らの好奇心に突き動かされ、夢中で物事に取り組む子に育って欲しいなぁと思いませんか。

この記事では、人類学を学び18年間様々な立場から子育てに携わる筆者が、子どもの好奇心を育むために避けたい親の対応を、欧米の研究をもとにお伝えします!

好奇心はなぜ大切?

 

好奇心に満ちた目を輝かせ、夢中で物事に取り組む子どもの姿は、見ていて微笑ましいもの。

こうした好奇心は、実は、学力の要のひとつともされています。(※1)

例えば、絵本や図鑑を見て、「次はどうなる?」「どうしてそうなるの?」といった好奇心に溢れる場合と、ただ絵や文字に目を通すだけの場合とでは、内容への食いつきも、理解の深さも全く違ってきます。

好奇心によって溢れる疑問やアイデアは、子どもがより集中し、より鮮明に内容を把握することを助けますし、また、もっと読みたいという気持ちも促すでしょう。

夢中に取り組んでいると集中力や記憶力も磨かれていきますので、結果、好奇心が強いほど、学力向上にも繋がるというわけです。

また学力に限らず、好奇心に溢れ、ワクワクと周りの世界を眺めることができる姿勢は、子どもであっても大人であっても、日々の生活をより豊かなものにしてくれますね。

 

乳幼児は好奇心の塊

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赤ちゃんや幼児というのは、もともとは、好奇心の塊です。

この世に生を受け、まだ間もありませんから、目につくもの全てが新鮮で、目につく一つ一つのものに手当たり次第に触れ、まじまじと眺め、口の中に入れと、吟味することを繰り返します。

ところが、周りの大人の対応が、こうした溢れんばかりの好奇心の芽を、乳幼児の段階で、摘み取ってしまう場合があります。

以下、気をつけたい対応を整理してみましょう。

 

乳幼児の好奇心の芽を摘み取る親のNG対応

<NG対応1>守り過ぎる

危ないものを触ったり、口に入れたら汚いからと守り過ぎてしまっては、乳幼児は、好奇心赴くままに周りの世界を体験することができません。

危ないものや触って欲しくないものは、乳幼児の手の届かないところにしまい、限られたスペースだけでも、五感を存分に用い、探索できる環境を整えてあげましょう。

 

<NG対応2>口や手を出しすぎる

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乳幼児が手に触れるものについて、「この玩具はここを押したら音が出るのよ」「この玩具はこう持って振るのよ」など、周りの大人が指示や説明をするほど、乳幼児が好奇心を持って主体的に物事に向き合う姿勢が減っていくと分かっています。(※2)

乳幼児のもどかしい動作をみていると、ママも親切心から、ついつい口や手を出したくなるものです。

それでも、一歩さがり、乳幼児自らが試み、失敗し繰り返す様子を、見守ってあげましょう。

 

<NG対応3>親が主体になっている

ママが「これで遊ぼうね」と決める玩具より、幼児が好奇心を示すモノを理解し、一緒に触ってみたり、「やわらかいね~」と傍で感動してみたりすることで、乳幼児の興味関心は、より長く続くと分かっています。(※3)

まずはその子が何に興味を向けているのかを、観察してみましょう。

高価できれいな玩具より、床に落ちているお菓子の包み紙がカサカサいったり、キラキラ光ったりする様子に、乳幼児の好奇心が惹きつけられることもあるものです。

子ども主体の遊びをさせて、ママがサポートしてあげたいですね。

まずは安全かを確認し、ついつい出したくなるママの手や口を少し休め、乳幼児が好奇心全開で周りの世界を存分に探索できる環境を、整えてあげたいですね。

 

【参考・画像】
※1 Sophie von Stumm, Benedikt Hell, Tomas Chamorro-Premuzic “The Hungry MInd: Intellectual Curiosity Is the Third Pillar of Academic Performance(飢えたマインド:知的好奇心は学業の三番目の柱)”
※2 ElizabethBonawitza1PatrickShaftob1HyowonGweoncNoahD.GoodmandElizabethSpelkeeLauraSchulzc ”The double-edged sword of pedagogy: Instruction limits spontaneous exploration and discovery(教授することはもろ刃の刃:指示は自発的な探索と発見を制限する)”
※3 Chen Yu, Linda B. Smith. ”The Social Origins of Sustained Attention in One-Year-Old Human Infants.(1歳時の注意持続性の社会的起源)” Current Biology
※ kryzhov、Sellwel / Shutterstock

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