日本は「114位」!男女平等ランキングに見る育児中ママの苦悩とは

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東京医大の入学試験で、女子のみ減点されていたことが判明し、さまざまな立場の見解が報道されています。果たして男女の差別は一部の大学だけの特別なことでしょうか。

筆者は、育児中の女性の意識にも“つい無意識に”刷り込まれているものがあるのでは……と思うことがあります。

そのような思いについて、助産師である筆者が体験をもとにまとめました。

結婚してから気づいた男女差別

筆者は、「男性だから女性だからではなく、その人」という考えの家庭で育ちました。そのため「女の子なのだから〇〇」と言われたことは一度もありません。さらに、男性不在の助産師という職業を選んだため、受験や就職において男女差別を感じたことはありませんでした。

しかし結婚してからというもの、暗黙の男女差別に気づきはじめました。

女性の幸せは、厳しい社会で働く男を支えること」と言われたことがあります。「女性に教育が必要なのは、育児するには知恵が必要だから」とも聞きました。

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その言葉を初めて聞いたときには「ふ~ん」と思ったものの、じわじわと「そんなこと言ってたら、社会は男ばかりになっちゃう!」と強い抵抗を覚えました。

 

仕事に励めば「生産性」がないといわれる

なかには「女にはツキのものがあってヒステリーになるから、不安定で信用できない」と言う男性もいるようです。しかし、女性が出産してから全力で仕事に励めば、「子どもがかわいそう」と言う人もいます。男性が残業続きで出張しても「子どもがかわいそう」とは言われません。

さらに、男性は何歳になっても父親になることは可能だけれど(健康な人に限るが)、女性には出産のタイムリミットがあります。そのためか、もしも女性が出産せずに仕事に励めば「生産性がない」と言われてしまう腹立たしい現実もあります。

 

「ママだけががんばればOK」が刷り込まれていませんか?

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育児中の女性にも、無意識に“わたしががんばればいい”が刷り込まれているように思うことがあります。

たとえば育児において、

「お風呂はパパには無理だから」「うちのパパにはできないので」「泣きだすから、だっこが任せられなくて……」と、パパに練習の機会すら与えずに諦めているママは珍しくありません。

また、「パパは仕事が忙しいから」「パパに急な仕事が入ったので」と、子どもの予定を入れていた日の休日出勤でも、「仕事なら仕方ない」と考えることもよくあるようです。

確かにパパの仕事は大切です。それは否定しません。

しかしそれは、「パパにとって育児の優先順位が低いのはやむを得ない」と受け入れていることと同じではないでしょうか。

もしも子どもの予定がある日にママが休日出勤したとしたら、「母親でしょ」「休みの日くらい仕事断れないの?」と非難轟々受けるかもしれません。そもそも女性が仕事をする場合、子どもの送迎時間や行事に合わせて調整する人がほとんどです。

 

世界の男女平等ランキングで日本は…

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国際的に見ると、やはり日本は男女平等とは言えないようです。

2017年度版のジェンダーギャップ(男女平等)ランキングにおいて、日本は…

144ヶ国中「114位」で過去最低となっています。(※1)

わたしたちのなかにも、無意識な男女不平等が刷り込まれていないでしょうか。

将来、真の意味で男女が平等に尊重しあえる社会を目指すとき、まずは“女性自身が無意識な男女不平等を意識する”ことも大切ではないかと筆者は考えます。

 

子どもたちが大人になった未来では、「男性だから」「女性だから」ではなく、「人として」認められ、尊重され、可能性を試す生き方ができる未来となることを願ってやみません。

 

【参考・画像】
※1 世界経済フォーラムが「ジェンダー・ギャップ指数2017」を公表 – 共同参賀
※1 日本114位、過去最低 世界の男女平等ランキング  – 日本経済新聞
※  T.TATSU、F8 studio、 aijiro / Shuttesrtock

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