流行時期が変わってきてる!? 夏のRSウイルス感染症、予防対策は?

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RSウイルス感染症を知っていますか?

インフルエンザや水ぼうそう、おたふくかぜなど、予防接種がある感染症に比べると知名度は高くありませんが、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するという、実は身近な病気です。

このRSウイルス感染症の流行は、いままで秋から春にかけての病気だと思われてきましたが、流行時期が早まってきたというのです。

今回は、2018年6月7日に行われたアッヴィ合同会社による「RSウイルス感染症メディアセミナー」での慶應義塾大学医学部小児科 周産期・小児医療センター 山岸 敬幸先生の発表内容をもとに、RSウイルスについておさらいしながら、最新情報と対策方法をお届けします。

 

▼RSウイルス感染症とは

山岸先生によれば、RSウイルス感染症は、子どもの代表的な呼吸器感染症です。2歳になるまでにほぼ100%の子どもが感染するそうです。

大人や年長児がRSウイルスに感染しても、軽い鼻風邪程度の症状で収まることが多いようです。

しかし乳幼児の場合は、重症の場合は入院が必要だったり、死亡例もあるそうです。

残念ながら、現状RSウイルスを退治できる薬はないと考えられています。

 

▼RSウイルスの流行時期が夏になった?

今回のセミナーのポイントのひとつが、RSウイルス感染症の流行時期の変化でした。

従来、RSウイルスは、10月から12月に流行りはじめ、3月〜5月に終息する、秋から春にかけての病気でした。

しかし、最近は夏からRSウイルスに感染する例がでてきました。

source:https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr.html
出典 : 国立感染症研究所 感染症予防センター
感染症発生動向調査 週報・月報速報データ
作成 : アッヴィ合同会社(2018/5/22作成)

上のグラフを見ると、2017年の7月から急速に件数が増えて、8月から9月にかけてがピークとなっています。

 

▼RSウイルスの対策は?

前述のようにRSウイルスを退治できる薬はありません。ですから、できる限り感染しないように予防をしていかなければなりません。

山岸先生によると、RSウイルスは、接触感染か、唾液などによる飛沫感染が感染経路になるそうです。

RSウイルスの予防対策としては、手洗いや消毒の徹底が重要とのことでした。

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▼早めに小児科の受診を

RSウイルス感染症の症状は、熱や鼻水や咳など風邪の症状と変わらないものなので、家庭で見分けるのはほぼ不可能と感じました。

また、RSウイルス感染症が判明しても根本的な治療薬もないので、重症になる前に治療をしたほうが良いようです。

当たり前のことかもしれませんが、子どもが小さいうちは風邪をひいたように見えたら、季節にかかわらず早め早めの受診を心がけるようにしたいものです。

 

【参考・画像】
RSウイルスから赤ちゃんを守ろう(アッヴィ合同会社
※ Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)

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