「奨励」じゃダメ!? パパの育休取得が「必要」な理由

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平成26年度の『雇用均等基本調査』によれば、2016年の時点で日本の男性の育児休業取得率はたったの2.3%ですが、ノルウェーやスウェーデンの男性は80%以上だそうです。(※1)

なぜ日本は少ないのか……いろいろな背景や考え方があると思いますが、日本は制度として“奨励”の色合いが濃いように思いますが、ノルウェー等の北欧諸国は“積極的に”という認識だからなのではないでしょうか。

今日は助産師の筆者がパパの育児休業取得がなぜ必要なのかについてご紹介します。

▼ママが育児を大変だと感じることって?

国際的には多くの男性が取得している育児休業。厚生労働省のWEBサイトには、「労働者の職業生活と家庭生活との両立が図られるように」と書かれています。 

夫婦から家族のスタートとなる赤ちゃん期の育児は、慣れないことの連続で緊張を強いられます。パパがオムツ交換や沐浴をいっしょにしてくれたら心強いはず。

しかし、ママが育児を大変だと感じるのは、オムツ交換の育児のひとつひとつではないと筆者は思います。たった一人でわが子を守る緊張感や不測の事態にたった一人で対応しなくてはならないことを不安に感じているママが多いのです。

もしもパパが育児休業すれば、たった一人でわが子を守る緊張感を体験しなくてもすみます。パパがいるだけでママが安心できるはず。

 

▼パパにしかできないことって?

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しかし、パパがママと対等に育児がしたくなり、「粉ミルクなら俺も飲ませられるよ」と、女性にしかできない母乳育児の役目を奪ってしまうこともあります。

どれだけ熱心なパパでも、赤ちゃんを子宮で育てることや母乳育児は不可能だったように、ママにしかできないお役目があるのです。

では、パパにしかできないこととはなんでしょうか?

それは……

“全面的にママの育児をサポートすること”

パパには、育児そのものよりも、ママをサポートすることを何よりも大切にしてほしい。

ママがリラックスできるように、緩めること、笑わせること、話を聴くことで、ママの不安を減らし、心から安心して育児ができる環境を整えること。

それは、パパにしかできません。

 

▼具体的にできることは?

ママの話を聴くときには、パパが会話を遮ることなく、「それで?それで?」と聴いてあげてほしい。

そして最後に

「大丈夫だよ。俺が守るから安心していいよ」

「何かあっても絶対俺がそばにいるから」

と安心させてあげてほしい。

ママが疲れているときは、マッサージやハグをして、ママの心にたくさんチャージしてあげてほしい。

産後や育児の不安もイライラも全て受け止めてほしい。

ときには周りの人からの育児のアドバイスがママを追い詰めることがあったとしても、盾となってママを守ってあげてほしい。

 

もしパパが育児や家事をどれだけ丁寧に頑張ったとしても、ママが安心して育児をすることができなければ意味がないし、育児や家事のやり方を巡って夫婦喧嘩になることがあるとしたなら言語道断。

いのちを生み出すって、とてつもなくすごいこと。

「妻がリラックスするために何ができるだろうか」と考えながら、「何があっても俺がいるから心配いらないよ」と安心して育児できる環境を整える役目は、世界中でパパしかできない大切なお役目だと筆者は思います。

 

【参考・画像】
平成26年度雇用均等基本調査 – 厚生労働省
※ T.TATSU、 takayuki / Shutterstock

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