イヤイヤっ子との言い争いは大変…「パワーバトル」をかわす方法5つ

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「お昼寝の時間よ」と言えば「イヤ!」。

「お友達におもちゃ貸してあげてね」と諭せば「イヤ!」。

そこで、何とか言うことを聞いてもらおうと、「寝なさい!」「貸してあげなきゃダメ!」と迫ると、ますます激しくなり、「イヤ!」「ダメ!」と親子で肩をいからせヒートアップに……。

あげく、力づくで言うことを聞かせるか、もしくは、地面に転がって泣きわめく子を前に、「しょうがない」と折れるか……。

この記事では、18年間様々な立場から子育てに関わり、「ポジティブなしつけ講座」認定講師でもある筆者が、子どもとの“パワー争い”について、その解決法と共にご紹介します。

長岡真意子

▼子どもとの「パワー争い(Power Struggle)」とは?

子どもは、1歳半~2歳頃にかけて自我が芽生え、「ほしい!」「したい!」「イヤ!」と自己主張をするようになります。(※1)

子どもの成長過程からみるならば、自分の意志を周りに伝えるられるということは、とても大切な発達段階にあります。

それでも、健やかに集団で暮らすための知恵を学び始めたばかりの幼児ですから、小さな頭で一生懸命主張することも、周りが求めることと、しばしばぶつかってしまうものです。

そこでもし、ママが、いうことを聞かせようと真っ向から詰め寄るなら、“パワー争い(Power Struggle)”へと発展します。

「パワー争い」とは、お互いが、「勝つ」か「負ける」かの二者択一で頭がいっぱいの状態。「勢力争い」という解釈もあります。(※2)

子どもにとっては、勝っても“したい放題”に拍車がかかりますし、負けても不本意にねじふせられ不満がたまり、どちらにしても、よいことはありません。

パワー争いにのらないことが大切です。

関連記事:イヤイヤ期だって成長の証!2歳児に「ダメ!」と言わずに済む叱り方

 

▼「パワー争いにのらない」ためにしたい5つの事

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子どもから「イヤ!」と返ってきたときとは、ちょうど、綱の端っこを渡されているようなものと想像してみてください。

「ダメ!」と真っ向から衝突するなら、その綱の端っこをつかむようなもの。あとは、どちらが強く引くか引かれるかの綱引き争いの始まりです。

ですから、まずは綱の端っこをつかまないこと。争いは1人ではできませんから、ママが土俵から降りてしまえば、成り立ちません。

次のような対応を試してみましょう。

(1)選択肢を示す

「寝る前に読む本は『ぐりとぐら』にする? それとも『だるまちゃん』にしようか?」

「青いブランケットで寝る? 黄色いクマさんのブランケットにする?」

「今すぐおもちゃを貸してあげる? それとも、5回遊んでからにする?」

子どもも“自分で選ぶ”という自主的な気持ちが満たされ、協力してくれることも多いです。

 

(2)気をそらす

「水槽のお魚さんに『おやすみなさい』って言いに行こうか」「あっちに面白そうなおもちゃがあるね」など、一旦気をそらすのも方法です。

幼児ですから、「自分の主張を通すぞ!」と肩に力を入れ頑張っているところ、魚を観たり、他のおもちゃを手にしたりとする内に、気持ちがほぐれ、ママの言葉を受け入れやすくなることもあります。

関連記事:【ママに聞いた!】イヤイヤ期の「困ったシチュエーション」No.1は…?

(3)パワーの使い方を導く

例えば、「シートベルトはイヤ!」という時など、「キャプテンになって、みんなシートベルトしているか点検してくれる?」と誘ってみるのもいいです。

ママに勝たずとも、自分のパワーを認められたと、誇らしげにキャプテンになりきってくれることもあるものです。

 

(4)「してはいけないこと」ではなく「できること」を伝える

「そこにゴミ捨てちゃダメ!」ではなく「ゴミはどこに捨てるのかな?」
「騒いじゃダメ!」ではなく「ママより小さな声でお話しできるかな?」と話してみましょう。

子どもは、「ダメ!」と否定されるよりも、「どうしたらいいか」を具体的に示された方が、行動しやすいです。

 

(5)解決策を話し合う

年齢が上になるにつれ、解決策を話し合い、子どもの考えるアイデアを試してみましょう。

例えば、「お野菜食べたくない時は、どうしたらいいかな」と聞いてみます。すると、「全部残すんじゃなくて、半分は食べるようにする」など、子どもなりに、答えを考えてくれるものです。

試してうまくいかないようならば、また話し合ってみましょう。

 

大切なのは、子どもに“勝つか負けるか”ではなく、子どもと“関係を築く”こと。

そして、子どもの主体性や考える力を育み、健やかな成長をサポートしてあげることです。
上にあげた方法を試し、ぜひ親子間のパワー争いを緩和して下さいね。

 

【画像】
※1 自我の芽生え-初めて体験する「人とのぶつかり合い」- 日の出保育園
※2 power struggle  – 英辞郎 on the web
※  leungchopan、spass / Shutterstock

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