ごめんなさいを強要された子は将来「打たれ弱い人」になる理由

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待望の子どもを授かり、出産するまでは、“無事に健康に生まれてきてさえくれればそれだけで……!”と、願ったものですよね。

しかし、実際に生まれてきた子どもを前にすると、次は、“いつお話しできるようになるのか”“いつになったら上手に●●ができるようになるのか”などと、子どもの成長を喜びつつも徐々に子どもへの期待も増していくのが親心。

おしゃべりを始める頃になれば、“ありがとう”や“ごめんなさい”を家族やお友達にちゃんと言えるように“頑張る”’ママが多いのではないでしょうか。

しかし、この“ごめんなさい”に関して、実は“落とし穴”があるって気づいていましたか?

まだ幼児期のうちから“ごめんなさい”の強要を大好きなママからされることは、子どもの自己肯定感を育む上で弊害となり得るんです。

 

▼「どうせ自分が悪い」と自己肯定感が少なくなるから

お友達とちょっとしたトラブルになり、自分の何が間違っていたのかを完全に理解していないうちにママにとにかく“ごめんなさい”を言わされると、子どもは「ママに信用されていない」「ママは僕の味方じゃない」「僕はママに愛されていない」と感じてしまうことがあります。

すると、「どうせ自分がいつも悪いんだ」「皆に僕は嫌われているんだ」と自分を卑下したり、責めたりする傾向が強くなり、自己評価が低くなっていきます。男の子だったら、正義の味方のヒーローものが大好きで憧れる年頃なのに、いつも悪者扱いされていたらママの想像以上に悲しく傷つくことでしょう。

自己評価が低く自己肯定感が少ないと、将来、何かちょっとしたハードルや壁が表れても、自信が折れ、すぐに弱気になったり、諦めてしまう人になってしまいます。

私達が目指したいのは、いつも「大丈夫! 自分ならできる!」と何でも挑戦できるような子を育てることですよね。

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▼無理矢理「言わされたごめんなさい」は無意味!

ママ自身が子どもに叩かれたり、ひどいことを言われたりすると腹が立ち、「“ごめんなさい”しなさい!」と、強要をすることってありませんか?

しつけのつもりが、徐々に子どもに反省を促すためではなく、ママの気持ちが治まらないから“だけ”になり、「ごめんなさいを言ったら許してあげる」や「ごめんなさいと言えるまで●●はお預け!」などとただの意地の張り合いとなってしまうことが。

子どもがやってはいけないことをした、という行為に対しての反省ではなく、ママの気分を害したことに対してのごめんなさいの強要では、子どもが、自らの行動を顧みることをはできません。

このように、ママの気は済んでも子どもの成長には良い影響を及ぼさないことがあるのです。

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▼「何が間違っていたか」を教えてあげよう

その代わりに、“ママはなぜ悲しかったのか”を一緒に振り返り、子ども自身の人格には何の問題もないけど“行動”が間違っていたことを教えましょう。

普段から何でもかんでも謝らせる子育ては、一見、ちゃんとしつけをしているように見えて、ただ子どもを親という権力に従わせているのかもしれません。それは、子どもが自身の無力さだけを学び、人間にとって非常に重要な基礎である自己肯定感を潰してしまうでしょう。

世界には自分が悪くても謝らない文化や国も多く存在し、これからの国際社会で生きていくには、すぐに謝ることは決して美徳とはなりません。

今日からすぐに、子どもへのごめんなさいの強要はやめてあげましょう。

 

【参考・画像】
※ 朝妻秀子(2012)『子どもが本当は欲しがっているお母さんの言葉』(青春出版社)
※ Monkey Business Images / Shutterstock
(2014年10月13日の記事を再掲載しています)

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