運動嫌いな子どもにしないために親がすべき2つのこと

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まだまだ寒い日が続いていますが、お子さんは元気に外で走り回って遊んでいますか?

屋内での遊びが多くなっているライフスタイルの変化の影響もあると思いますが、昔と比べて外で遅くまで遊んでいる子どもはあまり見かけなくなりましたよね。

実は文部科学省が行った調査『子どもの体力の現場と将来への影響』※1でも運動能力や体力の低下がはっきりと指摘されています。

今回は理学療法士である筆者が、子どもを運動嫌いにしないためのポイントをご紹介します。

▼子どもの運動能力・体力低下は国全体の問題!

この報告のポイントは主に4つあります。

(1)子どもの体力は低下傾向が続いていて、体力の高い子どもと低い子どもの二極化が進んでいる

(2)身体を思うとおりに動かす能力の低下が指摘されている

(3)肥満傾向の子どもが増加しており、生活習慣病につながるおそれがある

(4)体力の低下は子どもが豊かな創造性や人間性を身につけていく上で悪影響を及ぼすおそれがある

(1)の二極化が進んでいるという点はママやパパも実感があるかもしれません。

保育園にお迎えに行っても疲れ知らずで遊んでいる子もいれば、眠たそうにボーっとしている子もいますよね。

小学校に入る前から運動が苦手! という運動嫌いな子どもになってしまうと、その後で挽回していくのは大変です。

身体を動かす機会が減ると、(2)の“身体を思うとおりに動かす能力”もうまく発達せず、ますます運動嫌いになってしまいます。

関連記事:鬼ごっこは一石二鳥!体育教師が教える「運動能力向上」の秘訣

 

▼運動好きな子どもにするためには?

では運動好きな子どもにするために、日頃からお子さんと関わる上で気をつけておきたい2つのポイントをご紹介します。

(1)親も一緒になって楽しんで身体を動かす

一緒に公園に行っても、ママは一人でスマホをいじって相手をしない……。

たまにそんな光景をみかけますが、これでは子どもが楽しく身体を動かすようにはなりませんよね。

ママやパパが本気で楽しんで運動している姿を見せることが、当たり前のようですがいちばん重要です!

 

(2)少し難しいかな?という課題にチャレンジする

発達心理学の世界で「最近接領域」という用語があります。※2

これは「子どもが新しいことにチャレンジする際に、自分一人の力だけでそれを達成できるときと、大人がほんのちょっと手助けを最近接領域してあげることで達成することができることとの差」とを指した言葉です。

この微妙に難しい課題(大人が手伝ってあげると達成できるギリギリちょっと難しめの課題)をたくさんチャレンジさせてクリアしていくことが、子どもの成長や能力の発達を促すと言われています。

この考え方は、現在は心理学だけでなく医療や介護、リハビリや保育など幅広い分野で用いられています。

例えば、バランスをとりながら渡る平均台という遊具がよく公園などにありますよね。

子どもがまだ一人でそこを渡ることはできず、バランスを崩して落ちてしまうとしましょう。

子どもの能力を伸ばす一番よい難易度の課題は次のうちどれでしょうか?

A:後ろからママがしっかり身体を支えて、一度もバランスを崩さずに渡り切る

B:何度落ちても、とにかく一人で繰り返しチャレンジさせる

C:片手だけママが手をつないであげて、ふらつきはあるけどギリギリ落ちない状態でなんとか渡り切る

ここまで読まれた方はもうお分かりだと思いますが、正解はCです。

筆者が携わっているリハビリの現場でもそうですが、Aのように課題が簡単すぎると、運動能力はなかなか上がってこないものです。

かといって、Bのように難しすぎると今度は失敗ばかりでやる気がなくなってしまいます。

少し手を添えたり、一部を手伝ってあげればなんとかできるかな? という課題が、一番人間の潜在能力を伸ばしてくれるんですね。

関連記事:「心がポキッと折れてしまう」精神力の弱い子に育つ親のNGワード3つ

 

ママやパパがしっかり安全に配慮してサポートしたうえで、いろいろな遊びにチャレンジしてみてくださいね!

 

【参考・画像】
※1  子どもの体力の現場と将来への影響 – 文部科学省
※2  発達の最近接領域における保育・教育方法について – 豊岡短期大学 論集
※ Monkey Business Images / Shutterstock

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