「男の子だから」「女の子だから」発言、どこまでホント?

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出典: It Mama(イットママ)

育児をしていると、「男の子だから〇〇〇でしょ」「女の子だから〇〇〇なのよ」と言われることがあります。

たとえば、「男の子だから母乳をたくさん飲むのね」、もしくは「女の子だからよく寝てラクでしょう」のように。

または、「女の子だから母乳をよく飲むのね」、もしくは、「男の子だから泣かなくてラクでしょう」という反対の表現かもしれません。

はたして、これらの言葉にどこまで信憑性があるのかなあと思うことがあります。今まで助産師として関わってきた子どもたちを思い出し、筆者の意見をまとめてみました。

 

「男の子だから」「女の子だから」発言が出る理由

「男の子だから」「女の子だから」という表現は、子どもが大きくなってからも使われることがあります。

たとえば、「男の子だから落ち着きがなくて」とか、「女の子だからおしゃべりで」とか、もしくは、「男の子だから無口で」とか、「女の子だから物静かで」のように。

また、「いいわよね~、女の子はラクで」など育児の大変は性差が理由であるかのような表現をする方もいます。

そのような発言をするママの多くは、男の子と女の子の両方の育児を経験していることが多いようです。ママご自身の育児体験をもとに、男の子と女の子を比較し、性差を感じていらっしゃるようです。

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育児何人目からわかるようになる?

source:https://www.shutterstock.com

でもね……と、私は思います。 

もし2人の子どもがいたとしたら育児経験は2人。5人の子どもがいたとしても育児経験は5人にすぎません。

男の子育児と女の子育児の両方を体験したとしても、サンプルはあくまで数人にすぎないのです。

たとえ男の子と女の子両方の育児経験があるとしても、「男の子10人」「女の子10人」を育てているママはおそらくいません。

もしかしたら、

「一人目はよく泣いたけれど、二人目は泣かないのよね」とか、

「夏生まれは寝るけれど、冬生まれは寝ないのよね」とか、

「パパの帰りが早いと寝るけれど、帰りが遅いと寝ないのよね」のように、

性差以外の理由もあるのではないでしょうか。

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大切なのは「その子らしさ」

そもそも、「男の子だから」「女の子だから」と決め付けられるのは、大人になってからでもいい気分がしません。

筆者が以前「運転が好きなんです」と話した時に、「女のくせに。女の運転は荒いから危ない」と言われたことがあります。この人は事故の統計をとっていたわけではありません。

また電車ごっこが好きな娘に「女の子なのに変わっているのね」と言われたこともありますが、電車製品には”男の子専用”と書いてあるわけではありません。

育児をするうえで、「男の子だから」「女の子だから」と決め付けるのではなく、「その子らしさ」を大切にしてほしい。「この子は○○○なんだ」と考えてあげてほしいなと思うのです。

 

最後に、筆者は助産師としてこれまで数千人の赤ちゃんに関わってきましたが、よく泣くとか、寝ないとか、飲みがいいとか、歩くのが早いとか……発達や育てやすさの違いを”性差”で感じたことはないことも付け加えておきます。

 

【画像】
※ alice-photo、zhu difeng / Shutterstock

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