「幸せなのに不安…」アイデンティティ・クライシスの母たち

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筆者の住むシンガポールには、夫の転勤に伴うためにキャリアを捨てた多くの女性がいます。

筆者も結婚当初は夫がアメリカの大学院生でしたので、日本でしていた仕事をやめて渡米しました。これは、自分で納得した上での行動でした。

なのに、いざ現地で出会う人々に自己紹介するに当たり、戸惑う気持ちを打ち消すことが出来ませんでした。

自分は単なる“夫の妻”であり、“赤ちゃんの母”であることが、受け入れられなかったのです。

そんな「アイデンティティ・クライシス状態」に陥っている多くのママへ、不安が無くなり、前向きになれるマインドについてお伝えします。

産後、不安になるのはあたりまえ?

人間は新しい環境に慣れるまで、最低でも2年ほどみた方がよいでしょう。

ご自分の年表を作って、“自分が転機だと感じる年齢”にしるしをつけてみてください。

客観的な、大きく派手な転機ではなく、あくまで主観的な自分が感じる転機です。

転職、結婚、引越し、妊娠、退職、出産、家族や自分の変化……など、たくさんしるしがつくことと思います。内面的なことも転機になります。

そうしてみると、ほとんどの人が2年も間を空けずに次の変化が訪れているのです。特に出産後はめまぐるしく変わります。

子どもの変化は、日々刻々と変化しますから、毎日が転機と言っても過言ではありません。

つまり、産後は気持ちの状態が落ち着かないのは当然なのだということです。これまでの人生とは全く違うステージに立っているのですから、不安があって当たり前ですよね。

 

「今、新しく手にしているもの」はなに?

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不安が勝るとき、多くの人は“失ったもの”や、“まだ手にしていないもの”にフォーカスをしがちです。

筆者の場合は、これまでの仕事で得ていたやりがいや子どもがいないときの自由な生活など、失ったもの・ネガティブな要素ばかりにフォーカスしていました。

自分で自分を不安に陥れていたようなものです。

しかし、それを否定しても仕方ありません。不安な自分を否定することは、さらに苦しめる行為です。 

まずは“失ったもの”と“今、新しく手にしているもの”を書き出してみましょう。

失ったものはきっとたくさん出てくると思いますが、得たものもあるはずです。

自分の家庭、人生に対する主導権、夫との結婚生活、新しい命、母としての自分、ママ友、経験によって得た知識……など、意外と多くのものを手にしていることに気付くでしょう。

自分は全てを失って空っぽになっているわけではない、ということを知るだけで、少し希望が見えてくると思いませんか?

 

手にしているものに感謝して、今を楽しんで!

手にしているものは、あなたにとってどんなことだったでしょうか。

それらは邪魔なものばかりですか? おそらくそんなことはないですよね。それら全てに、まずは感謝の気持ちを向けてみて下さい。

私たちが手にしているものは、実はとても贅沢で幸せなものばかりです。

自分と言う人間が無くなってしまったような気分になっているのが、本当にもったいないくらい、たくさんのものを手にし、家族に愛されていることに気づきましょう。

子ども達は驚くほど“今”を生きています。

明日のために、今やりたいことをガマンするという事はありません。それは子どもの特権であり、大人ができるだけ守るべき美点です。 

もちろん、全ての生活において“今”を重視するわけにはいきませんが、出来るだけ子どもと一緒に、“今”を楽しんではどうでしょうか。

刻々と成長する子どもの“今”には、過ぎてしまえば、もう二度と出会えないのですから。

 

筆者は振り返ると、今を楽しめたときも、楽しめなかったときもあります。

でも、それも全て筆者自身が作り上げてきた“家族の歴史”です。

そんな風に考えると、一瞬一瞬が愛おしく、感謝できるものになってきませんか?

多くの女性が、わが子との“今”を大切に、愛すべきたくさんの瞬間に出会えますように。

 

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