【母乳育児】おっぱいが出すぎる、どうしたらいい?

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ママと赤ちゃんの数だけ、母乳ストーリーがあり、母乳の悩みは十人十色です。

母乳の出が少なく悩んでいるママがいる一方、反対に出すぎて悩んでいるママたちもいらっしゃいます。

周囲からは「母乳が出てうらやましい」と思われがちですが、母乳の出過ぎで乳房のトラブルが続きストレスを感じていることもあります。

今回は、そんな母乳の出過ぎで悩むママが母乳育児を楽しく続けてもらえるよう、助産師の筆者が対処法についてお伝えします。

母乳が出過ぎて心配なママへ「自由に飲ませて大丈夫」

母乳は、赤ちゃんの成長とともに飲む力や回数の変化に応じて、分泌量も変化していきます。

はじめの頃は、母乳をあげる回数や飲ます時間は、あまり神経質にならず、赤ちゃんが飲みたいだけ自由に飲ませてあげることを著者はおすすめしています。

母乳の回数が多くて心配になるママもいますが、母乳は、ミルクと比べて消化吸収が早いので、母乳を飲んで1〜2時間ぐらいするとお腹が減ってきます。(※1)

基本的には“泣いたら飲ませる”の繰り返しで大丈夫ですよ。

赤ちゃんが飲んだ母乳が胃の中で半分になるのに47分しかかかりませんが、ミルクだと65分かかります。つまり、夜中に2〜3回起きておっぱいをほしがるのは、おっぱいが足りないのではなく、赤ちゃんとしてごくあたりまえのことなのです。

水野克己著 『笑顔で子育てあんしん赤ちゃんナビ』(メディカ出版)P53引用

そして、個人差はありますが、母乳栄養が軌道にのる3ヶ月くらいになると、赤ちゃんが飲む量だけ母乳が分泌され、母乳は“受注生産型”と効率が良い状態に整ってきます。

しかし、なかには母乳の受注生産型のバランスが整わず、生産の方が大きくなってしまい母乳分泌が多すぎてしまう方もいらっしゃいます。

母乳をあげて、1時間もすると当てていた母乳パットがびしょびしょになってしまう、母乳をあげても乳房の張りがつらい時は母乳の出すぎの可能性があります。

 

母乳が出過ぎてしまう原因は?

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体質的にもともと乳腺の発達が良いため、母乳の分泌が多いことが関連していることがあります。

また、まれに下垂体性PRL分泌亢進症(プロラクチノーマ)という下垂体腫瘍により、母乳分泌促進ホルモン「プロラクチン」の分泌が増え「高プロラクチン血症」となり、ホルモンの分泌過多が関係していることがある(※2)とされています。 

念のために、かかりつけの医師に相談すると良いでしょう。

 

母乳が出過ぎの時、どうしたらいい?

(1)授乳の後の適度な搾乳

母乳の分泌の多い方を悩ますトラブルに多いのが「乳腺炎」です。

母乳の受注生産型のアンバランスで母乳の飲み残しの溜まりから乳腺炎をおこしやすくなる傾向にあります。

そのため、授乳後乳房の張りが強い時は、筆者は少しだけ搾乳をおすすめしています。

ここでの注意点は絞りすぎないことです。量を絞るのではなく、乳房が軽くなる程度で搾乳は止めるようにしましょう。

絞れば絞るほどまた母乳の生産が進んでしまいますので、乳房が少し軽くなる程度、搾乳をしてみてください。

また一度「母乳外来」などで専門家に見てもらうことをおすすめします。

 

(2)クレイシートパック

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グリーンクレイを使用した“クレイシートパック”の鎮静作用で乳房の張りや痛みの緩和に繋げることができると言われており、体験者の声として以下の事例が報告されているようです。(※3)

(クレイ体験者の体験談として)アトピーや花粉症などのアレルギー、風邪、熱、咳、扁桃腺、副鼻腔炎、月経異常、乳腺炎、腱鞘炎、神経痛、下痢、怪我、打撲、火傷、ニキビ、あせも、水虫、虫さされ…などあらゆる症状に対する驚くような事例が報告されています。

『大地のエネルギーで癒すクレイセラピー』(フレグランスジャーナル社)

筆者の助産師仲間でも、「クレイシートパック」を様々なケアに導入する人が増えてきました。

日本でクレイを医療の現場での導入しているところはまだ数は少ないですが、欧米の様にクレイの医療の現場の導入や研究なども今後も進んでいくかもしれません。

前回の記事『クレイには驚きのパワーが!? 手作りで安心「クレイシートパック」』に作り方などの詳細をのせていますが、以下にその一部をご紹介しておきます。

グリーンクレイは、クレイの中でも特に鉱物を含んでおり、海外などでは医療の現場でも使われているそうです。特に優れた吸収性、吸着性を持っているので、老廃物の吸収・不純物の排泄をしてくれる他、クレイの中でも肌に“ミネラル”を浸透させる作用が強いクレイなんだとか!

◆準備するもの
・クレイ(グリーンクレイ) 大さじ5杯

・水 大さじ2杯
・植物油(椿油) 小さじ1杯
・器(ガラスや陶器のものを準備) 1つ
・スプーン 1つ
・薄手のガーゼ 1枚

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いかがでしたか?

母乳の出過ぎも、ママの自己判断が難しいため、一度「母乳外来」などで専門家に診てもらうことをおすすめしています。

また、母乳の様々なトラブルは、ママの全身のからだの状態が反映されることが多いので、ご自身に合った治療法を探してみてください

ママの体と心の休養がしっかり取れているのか、そちらも合わせて見直してみてくださいね。

 

【参考・画像】
※1 著者水野克己『笑顔で子育てあんしん赤ちゃんナビ―6か月(はじめ)よければすべてよし!』(メディカ出版)P53引用
※2 下垂体性PRL分泌亢進症(指定難病74)- 難病情報センター
※3 福島麻記子『大地のエネルギーで癒す クレイセラピー』(引用P15)フレグランスジャーナル社
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

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