妊婦健診は「通院休暇」が取れる!? 働く妊婦がチェックしたい制度4つ

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筆者は第1子、第2子ともに妊娠9ヶ月までフルタイムで勤務しました。

満員電車で、通勤時間が片道1時間半程度。妊婦が働き続けるのはこんなにもストレスなのかと思った記憶があります。

一方で、妊婦が働き続けることは今や普通のことであり、法的な制度も整ってきています。

今回は教育コンサルタントで2児のママである筆者が、働く妊婦が押さえるべき制度を4つご紹介します。

 

知らないと損!「働く妊婦が押さえるべき制度」4つ

(1)妊婦健診は「通院休暇」が取れる!

妊娠すると定期的に妊婦健診に行きます。

男女雇用機会均等法では、妊婦健診などを受けることができるように会社が時間確保をするよう義務づけられています(※1)

筆者は妊婦健診の日は“有休”や“半休”を取得していましたが、実は「通院休暇」が利用可能!(※1)

会社の就業規則に記載されていなくても、申請すると病院へ行く時間を取ることができるようになっています。知らないで有休を利用している人は多いかもしれませんね。

 

(2)「母性健康管理指導事項連絡カード」の利用

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筆者は妊婦健診の結果、“切迫早産”で安静を言われました。

このように、仕事のセーブ、勤務時間の短縮や休業など指導を受けた場合に、その内容を会社に伝える書類が『母性健康管理指導事項連絡カード』です。

医師や助産師が必要事項を記入してくれますので、勤務先に提出します。

厚生労働省ホームページからダウンロードできますし(※3)、母子手帳にも様式が掲載されているのでコピーして使うこともできます。

 

(3)通勤ストレスを緩和する制度を利用

妊婦の“通勤ストレス”は大変なもの。公共交通機関を使う場合は、席の確保や乗車時間だけでなく、つわりや体調不良のときには揺れるだけで辛い、人混みがキツイということが多々あります。

このような状態は母子の健康によくないということで、会社は勤務時間の変更や負担軽減を行わなければならないこととされています。

具体的には、始業時間や就業時間に時差を設けたり、“フレックスタイム”を導入するなど通勤ストレスの緩和施策があります。

筆者の会社には、通勤経路の変更を申請している同僚もいました。また、勤務時間そのものを短くする、休憩する回数を増やすという対応もあります(※1)

 

(4)妊娠を理由に「不利益な扱い」をされない

最後に、妊娠したからといって、“不利益”や“不公平な扱い”をされることはありません。

昔は、“妊娠したら退職”というような会社がありましたが、今は許されません。

退職に限らず、契約の延長ができないことや、降格・減給・評価を下げられた……などもNGです。

今年1月からは、妊娠に関するハラスメント、いわゆる“マタハラ”の防止措置も企業に義務付けられるようになりました。

妊娠したことで嫌がらせを受けないように全般的に守られるようになっています。

 

いかがでしたか?

制度上は色々とできて、妊娠生活が送りやすい環境は整いつつあります。また、不利益を被るようなことがあれば、問題を解消すべく行動するのがよいと思います。

しかし、制度を振りかざす妊婦やぶら下がりの社員、周りでサポートしてくれる同僚たちに感謝をしない社員は嫌われるのも事実です。

無理のない範囲で自分にできることをやりきるという姿勢は、いち社会人として忘れてはいけないと思います。

前向きな姿勢こそ信頼につながりますので、産休・育休明けの復職も見据えて気持ちのいいマタニティライフを過ごしましょう♪

 

【参考】
※1 働く女性の母性健康管理措置、母性保護規定について」- 厚生労働省
※2「女性労働者の母性健康管理のために」H19 – 厚生労働省
※3 「母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について」- 厚生労働省
※4 「妊娠・出産等に関するハラスメントの防止措置の内容について」
※  Sonsedska Yuliia、CokaPoka / Shutterstock

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