3歳までに一生の味覚が決まる!? 「おやつ選び」の注意点4つ

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突然ですが、皆さん子どもの味覚は何歳から形成されているか知っていますか?

実は、味を感じるための器官である「味蕾(みらい)」は妊娠7週目くらいからでき始め生後3ヶ月頃まで増え続けると言われているんです。

生後3ヶ月頃が最も味覚が敏感な時期で、生後5ヶ月ごろから味覚は徐々に鈍感になってきます。

一般的に言われている“離乳食スタート”の時期がこの時期で、味覚が鈍感になってきたことにより、母乳やミルク以外の食べ物を受け入れられるようになってくるのです。

皆さんが思っていたより、早い時期から子どもの味覚は形成されているのではないでしょうか。

そこで今回は、管理栄養士である筆者自身が2歳の娘を育てる上で気を付けていることも盛り込みながら、子どもに「きちんとした味覚」を身に着けさせるためにはどうしたら良いのかをご紹介したいと思います。

 

3歳までの食経験が、一生の味覚を左右する!? 「きちんとした味覚」を育てるためには

ママの胎内にいるころから作られ始める味覚ですが、3歳になるまでの食経験が今後のその人の味覚を左右する非常に大切なものであると言われています。

子育てをしているママにとって、日ごろの食事作りや、おやつ選びなどを通して「味覚」「食事」についてはとても関心がある分野だと思います。

子どもが育っていく中で、うま味を中心に、甘味・酸味・塩味・苦味の「五味」をきちんと経験していくことが、味覚を育てることにつながっていきます。(※1)

子どもは本能的に、母乳やミルクの味、つまりはうま味や甘味などエネルギー源になる味を好んで食べます。

また、苦味や酸味は、本来、腐敗や毒の存在を知らせるための味なので、子どもは好まない味(嫌な味)と認識しています。

だから小さい子どもはピーマンの苦い味や、お酢や果物の酸味を嫌がったりするんですね!

子どもの味覚は成長とともに育っていくと言われてはいますが、子どもが生まれつき好きな味だけを食べるようにしていると、「高脂肪、砂糖過多、高塩分、高カロリー」な食事になってしまいます。

幼い頃に身につけてしまったこのような食習慣は、大人になっても続けてしまう傾向があると言われています。(※1)

そこで、しっかりとした味覚を育てるためには、幼い頃からいろいろな食品の味を経験させ、匂いや見た目、触った感じなど五感(視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚)を存分に使って食事をし、味覚の幅を広げていくことが大切です。

 

3歳までに気をつけたい子どものおやつの選び方

それでは、上記の内容を踏まえて、ママが悩むことが多い市販のおやつやジュースなど嗜好品を選ぶ際のポイントをご紹介します。

子どものおやつ
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出典: It Mama(イットママ)

(1)砂糖が添加されていないものを選ぶ

砂糖の味は依存性が危惧されること、摂りすぎると虫歯のリスクが上がること、日常的な摂取を続けると血糖値が上がりやすくなること……など身体に様々な影響があるので、できる限り避けたいですね。

 

(2)油で揚げてあるものは避ける

市販のお菓子は油で調理してあるものが多く存在しますが、時間が経つにつれて油が酸化し、また油で調理してるものは必ずと言ってよいほど砂糖や塩などをたくさん使って調味してあるため、塩分糖分の過剰摂取につながります。

 

(3)ショートニング、マーガリンを使用しているものを避ける

ショートニング、マーガリン…植物油脂に水素添加して作られたプラスチック化された固形の植物油脂。これがいわゆるトランス型脂肪酸です。

トランス脂肪酸は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増えて、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が減るとされていますので、できれば避けるのがオススメです。

 

(4)添加物を使用しているものを避ける

現在販売されている市販の食品の多くに添加物が使用されているという現実があります。

その中でも子どものおやつに使用されていることが多いものを挙げてみました。

これらが入っているものはできる限り避ける事をおすすめします。

・合成着色料(食用赤色102号、食用赤色40号、食用黄色4号、食用黄色5号など)・・・発がん性や子供の発育に障害を及ぼすという報告もされています。

・人口甘味料(スクラロース、アスパルテーム)・・・糖代謝異常を引き起こす可能性があるとされています。(※2)

・臭素酸カリウム・・・発がん性があると報告されています。

上記のものが含まれているもの選ぶのは避けるようにして、できる限り調味や加工がシンプルなものを選ぶようにしましょう。

 

いかがでしたか?

生きていくために必要なものを識別するための能力である“味覚”。

子どもの味覚を育てるためには、幼い頃にまずママやパパがコントロールして様々な食経験(苦いものや酸っぱいもの、いつもと形状が違うものにも挑戦してみる)をさせていくことが重要です。

そして、子どもの大好きなおやつも、ママのしっかりとした目で選択し、子どもが将来、食事を楽しんでおいしく食べられるように重要な土台を作ってあげてくださいね。

 

【参考】
※1 子どもの味覚が危ない!? – 武井歯科医院
※2 ネイチャー論文「ノンカロリー人口甘味料が耐糖能異常を引き起こす」を読む – 心房細動な日々
※ Anna Grigorjeva / shutterstock

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