将来いじめの対象に…!?「イヤ」と言えない優しい子への対策4つ

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いつもお友だちの後ろにくっついて、周りの子の言いなり。嫌だと思っても「やめて!」と言えない……。

そんなわが子を前に、「この子は、将来誰かの言いなりになったり、いじめられやしないだろうか?」と、ママも心配になってしまうことがあるかもしれません。

英語でも、周りからいいように扱われてしまう子や人を“ドアマット(door mat)”と表すことがあります。足をぬぐうために戸口におかれたマットのように、「踏みつけられては通り過ぎていかれる存在」という意味です。

今日は、北米で18年間様々な立場から教育に携わる筆者の経験を元に、子どもが“ドアマット”になるのを防ぐために、ママができることをお伝えします!

長岡真意子

ドアマットになりがちな子は「優しい子」が多い!?

ドアマットになりがちな子は、相手の気持ちを敏感に感じとることのできる“優しい子”が多いものです。

優しいために、相手ががっかりしたり悲しむのを見るのが辛くて、ついつい自分の気持ちを押し込めてしまいます。

子どもの持つこうした優しさを認めてあげつつ、それでもここぞという時には、しっかりと自己主張できるよう励ましていきたいですね。

日本に比べ、個々人の主張がより活発な欧米では、子どもがドアマットになることを心配する気持ちも、日本以上に強いものです。

 

子どもが「ドアマット」にならないための働きかけ4つ

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米国で筆者自身が教えられた、4つの働きかけをご紹介します。

1.選択の機会を与える

「あなたはどう思う?」と聞いても、なかなか気持ちがまとまりにくそうな場合は、「今日のご飯はカレーライスかパスタかどっちがいい?」「宿題はご飯の前にする?後にする?」と、子ども本人が選択できる機会を与えてあげましょう。

選択を通し、「自分はどうしたいのか?」と、自分の気持ちに向き合う体験を積み重ねます。

 

2.ロールプレーで気持ちを表す練習をする

人形やぬいぐるみを用いた「ごっこ遊び」を通し、「遊んでる玩具をとるのはやめて!」「せっかく作った積み木を崩したらイヤ!」「鬼ごっこじゃなくて隠れんぼうがしたい!」など、自分の気持ちをはっきりと表すことに慣れさせてあげましょう。

 

3.夢中になれることをみつける

スポーツやアートなど、自分はこれが「好き」「得意」と、強い感情を注げるものが見つかることで、自信をつけ、周りへの態度も変わることがあります。

その子が興味を持つことに取り組める環境を、整えてあげたいですね。

 

4.子どもが感情を表すことを許す

共感力の高い優しい子は、場の空気や相手の気持ちを敏感に読みとり、ついつい自分の気持ちより周りを優先させがちです。

ですから、ママが普段から「あなたはどう思う?」と質問することを心がけ、子どもが自らの思いや気持ちを整理し表すことを手伝ってあげましょう。

また、ついつい抑えがちな感情を、気の置けない家族の前では、時に爆発させたりと“かんしゃく”を起すこともあるもの。

その際、厳しい態度や強い感情で抑えつけたり、罰を与えるよりも「ご飯の前だけどお菓子を食べたいのね」などと、まずは子どもの気持ちを認めてあげましょう。

といっても、子どもの言いなりになる必要はありません。泣き叫んだとしても、抱っこして背中をトントンするなどし、子どもの要求を呑むことなく、気持ちを落ち着けるのを助けてあげます。

「したい!」「イヤ!」と相手に抗う気持ちを表しても、大好きなママに受け止めてもらえたという体験は、その後、安心して自らの気持ちを表すことを励まします。

 

いかがでしたか?

優しい子は、お友達にも好かれやすく、将来的にどんな集団の中でもうまくやっていけるものです。

とはいえ、自分ばかり我慢し、心が折れてしまわないよう必要な自己主張のできる“強さ”を育んであげたいですね。

 

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