差を感じるのは何歳まで?「早生まれの子」のメリット

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1月・2月・3月に生まれた子どものことを、“早生まれ”といいます。

個人差はありますが、早生まれの子どもは、同じ学年の子どもと比べると体格が小さい傾向にあります。

そのため、早生まれの子どもを持つママはわが子の体力や発達がクラスの他のお友達より遅れていないかと心配になるかもしれません。そしてその体力的な劣性が、子どもの将来に影響しないか心配するママもいるかもしれません。

今日は“子の将来に関わる早生まれの影響について”を、小児科医である筆者がご紹介します。

 

「早生まれの影響」は、成長とともに薄れていく

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4月2日生まれの子どもと翌年4月1日生まれの子どもとは、ほぼ1年の体格差があります。

ですが、この2人は同じ学年として扱われます。

体格や精神運動発達を含めた1年間の成長量は、年齢が低いほど大きいです。そのため低年齢ほど早生まれの影響を強く感じることになります。

逆に言うと、早生まれの影響は子どもの成長とともに薄れていくことになります。6歳よりも12歳、12歳よりも18歳で、早生まれの影響は消失していきます。

 

心配いらない?「大学入学時」の早生まれの影響

“医学部入学と早生まれとの関係”を報告した論文があります。

獨協医科大学の内山先生は、医学部学生の早生まれの割合を調べ、全国の出生率と差がないことを示しました(※1)

入学難易度が高い大学の医学部を含めた理系学部においては、その入学試験(学業成績)に対して早生まれの影響はほぼ消失しているか、あっても極めてわずかであると考えられる。

医学教育Vol.25(1994)No.6 P343-348

早生まれの影響は、子どもが小さい時にのみ見られ、18歳の時点ではほぼ消失していることがわかりますね。

早生まれだからといって、「将来に影響が出るかもしれない」という心配する必要はないと言えるでしょう。

 

心配事だけじゃない!「早生まれ」のメリット

筆者の子どもも3月29日生まれですので、早生まれです。

同じクラスの4月2日生まれの子どもとは約1年の体格差がありますが、それでも同じクラスです。

4月生まれの子と比べるとやはり1年という差があるので、お友達と比べてしまうとわが子は成長・発達がゆっくりだと親として感じます。

しかしこれは筆者の私見ですが、早生まれであるおかげで、満3歳になってすぐから保育園・幼稚園などを利用することができました。

そしてこれが早期から教育を受ける機会を与えられた事に繋がり「ある意味、英才教育なのかも!?」と、思っています。

早生まれにはメリットも十分にあると思えば、心配や不安もずいぶん軽くなるのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?

早生まれの影響は、先ほどお伝えしたように大学入学時にはほぼ消失するので、将来を心配する必要がないことをお伝えしました。

小さい時は目立っていても、影響はそのうち消えてしまうので、小さい時限定の個性だと思うのはいかがでしょうか。

早生まれの子を持つママ達が“早生まれ”とうまく付き合っていって貰えることが、小児科医としては嬉しいです。

 

【参考・画像】
※1 医学教育Vol.25(1994)No.6 P343-348
※ Sergey Novikov , Andrey_Kuzmin / Shutterstock

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