かけっこでいつもビリ…子どもの「残念な結果」との向き合い方3つ

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運動会のかけっこ競争でビリ、学芸会のセリフを大きく間違える、漢字テストで落第点……。

子育てをしていると、子どもの示す結果につい「トホホ……」となることもあるものです。

その上、周りの子は、何の苦労もなくスイスイとできているようにみえたりして「比べちゃダメ」と頭では分かっていても、ついついママも凹んでしまいます。

この記事では17年間様々な立場から教育に携わる筆者の経験を元に、子どもの“残念な結果”を前に、ママに何ができるかをお伝えします!

長岡真意子

ショックを受けている?ケロリとしている?

まずは子ども本人が、どんな気持ちでいるかをみてみます。

ショックを受けているでしょうか? それとも、案外ケロリとしているでしょうか?

ショックを受けている場合は「残念だったね」と声をかけるか、もしくは何も言わずそっと肩に手をやるなどして、普段通り明るく振舞ったり、美味しいものを食べたりしながら、少しずつ気持ちを回復してやりましょう。

気持ちが回復したら「頑張ったね。今度は、どうしたらもう少しよくできるか考えてみようか」と改善点について話し合ってみます。

また、ケロリとしている場合も「どうしたら今より上手にできるかな?」と話し合ってみましょう。

子どもなりに、「もっと練習するといいと思う」など、アイデアを出してくれるかもしれません。

 

能力より「何が学べるか?」の改善点にフォーカスを!

昨年発表されたスタンフォード大学心理学者の研究からも、子どもが何かうまくいかない時は、「この子はできない」といった「能力」より、「何が学べるか?」と「改善点」にフォーカスする方がその後、その子はより伸びていくことが分かっています。(※1)

確かに「ああ、できなかったな」で終わってしまうよりも、少しでも良くなるよう考え、工夫する前向きな姿勢が身につくならば、その後も“その子なりのペース”で伸び続けていけますね。

 

子どもの結果を前に、ママが思い出したい3つのコト

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同時に、以下のことを思い出しながら、ママの気持ちを整理しましょう

(1)成長は上向きの一直線では進みません!

子どもの能力は、順調にまっすぐ上向きで伸び続けるという方が珍しいもの。

それまでどうしてもできなかったことが、ある日を境に一気にできるようになることもありますし、時に全く伸びているように見えなかったり、下降する時期も通りながら全体的に伸びていきます。

「この子はこれができない」と決めつけず、長い目で見守っていきたいですね。

 

(2)分野が変われば評価も変わります!

かけっこがビリでも、算数は得意かもしれません。

また、舞台の上では緊張しがちでも、お友達にいつも優しくできたり、漢字が苦手でも、サッカーは得意かもしれません。

取り組む課題や分野が変われば、“評価”も変わります。

「この子には他にもいいところがたくさんある」と、多様なものさしでその子をとらえてやりたいですね。

 

(3)比較し悩んでしまう人間関係からは距離をとろう!

ついつい子ども同士を比べ悩んでしまう環境や人間関係とは、少し距離を置いてみるのも方法です。

また、「この親子とはどうしても比べてしまうな」と気づいておくだけでも、“ネガティブな比較”にはまりこんでしまうのを、少しでも防ぐことができるのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?

目の前のうまくいかない体験も、長い目でみるのならば挫折にめげず前向きに伸びていく力を培うチャンスです。

ママの気持ちを整理し、その後の”糧”へと生かしていきたいですね。

 

【参考・画像】
※1 K. Haimovitz, C. S. Dweck. ’What Predicts Childrens Fixed and Growth Intelligence Mind-Sets? Not Their Parents Views of Intelligence but Their Parents Views of Failure(子どものマインドセットは、親が知能をどうとらえているかより、親が失敗をどうとらえているかによって予測される)’. Psychological Science, 2016
※ spass / Shutterstock、It Mama

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