ママに何が起きた!? 産後クライシス以外の「離婚危機の原因」とは

出典:https://www.shutterstock.com

厚生労働省の「全国母子世帯等調査結果報告」(※1)による、“母子世帯になったときの末子の年齢(平成15年~平成23年)”を見てみると、子どもが0歳〜2歳の間に離婚している母親が増えていることがわかります。

“産後クライシス”の影響もあるのかもしれませんが、“時代の変化”の影響も大きいのではないかと筆者は感じています。

そこで今回は、『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』の著者で、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光が、“産後2年で起きる離婚危機の原因”についてお伝えします。

「産後2年の離婚」は、なぜ増え続けているのか?

出産2年以内に急速に夫婦の愛情が冷める現象を“産後クライシス”といい、その言葉は多くの女性が、一度は耳にしたことがある言葉となりました。

しかし、産後クライシス“以外”の視点で分析してみると、子どもが2歳になるまでに離婚してしまう夫婦の、ここ数年で大きく変わってきているのが、女性の“仕事に対する意識”です。

責任のある大きな仕事を任される女性も増えてきているいっぽう、結婚や出産をキッカケに退職や休職を余儀なくされる人も少なくありません。

そこで、これまで男性と肩を並べて、バリバリ仕事をしてきた女性が“家庭に入ると陥りやすい状態”と、”離婚危機になるきっかけ”を3つお伝えします。

 

仕事がデキる女性が、家庭に入ると不満を溜め込みやすい3つの理由

出典:https://www.shutterstock.com

(1) 社会から見放されたような「喪失感」に襲われる

いままで第一線で仕事をしていた女性が出産をしたり、専業主婦になったりして、家事や育児に追われる毎日へと変化していくなかで、湧き起こりやすい感情があります。

それが“喪失感”です。

会社では、同じ目標をもった仲間たちも、頼ってくれる部下もいた。そして、認めてくれる上司もいた。

しかし、家事や育児を一生懸命頑張っていても、家庭では仕事で得られたような達成感や、必要とされているという“自己重要感”が感じられにくくなってしまうのです。

そのため、自分の夫へ不満をぶつけてしまう妻が増えるという現実が起こります。

 

(2)キャリアを手放した不安や焦り

責任のある地位にいて、大きな仕事を任されていた経験がある女性が職場を離れ、全神経を“育児”に集中して見えてくる感情があります。

それは、「私は、まだできる」という自負心や、「もう、どこにも就職できないかも……」という不安感です。

これまでの仕事にプライドをもっている女性は、自分にも厳しいですが、人にも厳しい傾向がありますので、夫にも厳しくなりがちです。

そのため、家事や育児に対する夫への要求がエスカレートして、ケンカが増えてしまうのです。

 

(3)変わらず仕事を続けていられる夫への嫉妬や怒り

子どもが生まれる前と生まれた後では、女性の環境は180度変わります。

いままで自分のペースや自分の都合で出来ていたことが、思うように出来なくなってしまうことに強いストレスを感じるからです。

そこで、子どもが生まれてからも変わらず仕事も続けていて、何かが大きく変わることもない夫に嫉妬心や怒りの感情が湧き上がりやすくなるのです。

 

いかがでしたか?

女性が子どもを産み、育てるということは素晴らしい“仕事”の1つです。

いままでの社会での経験も、もちろん自信をもつべきことですが、その頑張ってきた経験が素敵なママへと成長させてくれるのではないでしょうか。

子育て中は、自分の役割と夫の役割を理解し、上手に分担しながら生活を楽しんでくださいね。

 

【画像】
 ※ wavebreakmedia / Shuttertsock
【参考】
※1『平成23年度全国母子世帯等調査結果報告』- 厚生労働省
高草木陽光『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』(2017)- Amazon

【関連記事】

「産後クライシス」が起こってしまったらもう遅い?夫婦仲が冷え切る前に知っておきたい対処法

寝室が別だと産後クライシスに?“冷房戦争”を避ける夏の「夫婦円満睡眠」4つの対策

アナタは大丈夫?「産後クライシスになりやすい夫婦」の特徴3つ

※ 辛いダイエットは無理…と諦めているあなたに!オススメのアイテムはコレ![PR]

【元保育園園長】直伝!専門家目線でオススメできる万能おもちゃとは?[PR]

LINEで送る