【看護師が教える】子どもが指をケガした!「家庭での応急処置法」と病院に行く目安

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工作をしていた、あるいは料理に挑戦していたらお子さんがうっかり指を切ってしまった……! 3歳くらいになるとハサミを使った工作をする機会がありますよね。

工作の最中ハサミで指をけがしてしまうこともあります。

少しの傷なら絆創膏を貼るなどの処置をして様子をみると思いますが、どのくらい切ったらあるいはどんな症状が出たら病院に行く必要があるのか、お母さんだけで判断するのはなかなか難しいのではないでしょうか。

そこで今回は、現役看護師である筆者が、お子さんが指を切ってしまった場合、病院にかかる目安や、病院に行く前に行うべき応急処置をご紹介します。

どんな場合?「病院に行くべき境界線」とは

傷が浅い、ガーゼで止血をしたら血が止まったという場合は、様子をみても大丈夫だと筆者は思います。

しかし、以下のような場合は病院へ受診するべきでしょう。

・傷を圧迫していても血が止まらない
・止血できたが皮下脂肪が見えている
・傷の中に明らかに目で見える異物が入っている
・傷から上の部分の感覚がない
・傷から上が動かない
・必要な処置を一通りしたが痛みが止まらないあるいは増強している(※1、2)

傷から上の感覚がない、あるいは傷から上が動かないという場合は、神経や筋肉を損傷している可能性もあります(※1)

これらの症状がある場合は夜間であっても救急に連絡し、相談あるいは受診することをオススメします。

 

まずやって欲しい!病院に行く前に家で行う「応急処置」2つ

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病院に行く前に、まずしておいた方が良いのが応急処置です。実際に医療現場で働いていると、応急処置が的確にできている方は多くはないと思います。

ここでは病院に行く前に最低限行って欲しい応急処置を筆者の経験からご紹介します。

 

(1)傷を洗浄する

まずは、傷口を水道水で洗いましょう。この際は溜めた水を使うよりも流水を使います。

傷口を洗うことでばい菌を流して感染予防になるほか、傷周囲が見やすくなるため、病院についた時に診察がしやすくなります。

 

(2)止血を試みる

次に、止血方法です。清潔なガーゼを何枚か重ねて傷の上に置き、圧迫します。

周りに大人が複数人いれば、その方に押さえていてもらえるので、お母さんは病院に電話したりなどの作業ができます。お母さん1人しかいなかった場合はその上からテープで巻いて圧迫しても良いです。圧迫する時間は10分間くらいを目安に行います。

この状態で病院へ電話相談あるいは病院へ連れていって下さい。

 

夏休みもあと少しとなりましたが、子どもと過ごす時間が多いので、きっと工作などでハサミなどの刃物を使う機会もあるかと思います。

いざという時のために正しい処置を知っておいて損はありません。お子さんの切り傷にどう対応していいか分からないという時はぜひ参考にしてみてください。

 

【参考・画像】
※1 白クマ先生の子ども診療所 – 日本医師会
※2 小児救急に行くその前に – 八王子市医師会
※  Sergey Novikov / Shutterstock

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