2歳以下は重症化も…!鈴木おさむの息子さんがかかった「RSウイルス基礎知識」

出典:https://itmama.jp/

ママなら「RSウイルス感染症」という病気を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
なんとなく、“赤ちゃんが感染したらまずい病気”ということだけは知っているという方が多いと思います。

先日、製薬会社アッヴィ主催のRSウイルスに関する勉強会が開催され、筆者が参加してきました。当日は神奈川県立こども医療センターの感染免疫科の今川知之先生、放送作家の鈴木おさむさんがゲストでいらしていました。

勉強会でいただいた資料を元に、RSウイルスについて知識を深めていきましょう。

 

RSウイルス感染症の「感染症別 認知率知ってる?

では早速、製薬会社アッヴィが2017年6月に、2歳未満の子どもを持つ親1,800人を対象に行った『RSウイルス感染症・子どもの健康に関する意識調査』の結果をご覧ください。

※「RSウイルス感染症・子どもの健康に関する意識調査」- 製薬会社アッヴィ
出典:http://www.abbvie.co.jp/

インフルエンザや水ぼうそう、おたふくかぜなどの、予防接種などのある感染症に関しては、知名度や、その病気に対する知識もあるという傾向にありますが、RSウイルス感染症については、名前は知っているが、どのような病気なのかわからないという方が多いようです。

しかし、乳幼児の肺炎の原因の約50%以上がRSウイルス感染症、さらに気管支炎においては約50〜90%がRSウイルス感染症という状況にあり、乳幼児を持つご家庭では、ぜひ知識を深めたい感染症のひとつではないでしょうか。

RSウイルス感染症は、2歳までにほぼ100%初感染すると言われているので、「誰もがかかるなら……」という軽く思われがちです。

また、一般的には、新生児や生後6カ月以内の乳幼児、早産児、月齢24カ月以内の免疫不全児、血流異常を伴う先天性心疾患のある児、あるいはダウン症児が重症化しやすいと言われていたため、まさかわが子が重症化するとは……と考える親御さんが多いようです。

 

鈴木おさむさんのお子さんも「RSウイルスの重症化」で入院

お子さんが生まれて約1年間育児休暇を取られ、育児を経験された放送作家の鈴木おさむさんのご子息は、1歳2カ月でRSウイルス感染症の重症化により入院されたそう。

また、神奈川県立こども医療センターの感染免疫科の今川知之先生のお話によると、1歳8カ月や極めて2歳に近いお子さんでも、RSウイルス感染症による重症化で入院されることは珍しくないそうです。

出典:https://itmama.jp/

右)放送作家 鈴木おさむさん  左)神奈川県立こども医療センター感染免疫科 今川知之先生

しかも、インフルエンザ同様、晩秋から早春にかけて流行すると言われていたRSウイルス感染症も、今年は8月からその猛威をふるっているとのことです。

 

RSウイルスに感染する確率が一番高いのは…?

今川先生はRSウイルス感染症について、免疫力の高い大人や2歳以上の子どもが感染した場合は、風邪のような症状であるため、ほとんど感染に気づくことはないと仰っていました。

一度感染すると再感染しないウイルスではないため、何度でも感染し、初感染では重症化を免れても、再感染で重症化するというパターンもあるそうです。

そして意外にも、RSウイルス感染症に感染する確率が一番高いのは家庭内なのだとか! 保育園や子どもを対象としたイベントでも感染率は高まるそうなのでイベント行事に参加の際は気をつけたいものです。

RSウイルス感染症のワクチンは今のところ存在せず、発熱や咳に対して、解熱薬や酸素投与、吸入療法などの対処療法を行うようですので、みなさん、治療よりも予防が大切です!

 

どうやって予防するの?

「インフルエンザ同様、RSウイルス感染症も、飛沫感染や接触感染によって感染が広がります。
よって、症状がある人と部屋を分けたり、症状がある人は必ずマスクを着用するなどして、感染を広げない工夫をすることが大事なのです。

2歳未満の乳幼児がいるご家庭では、お父さんはもちろん、お兄ちゃん・お姉ちゃんも手洗いを徹底し、少しでも風邪の症状があれば、マスクを着用して赤ちゃんに感染しないように注意しましょう」と、今川先生。

重症化したお子さんの中には、RSウイルスに感染したことにより、その後に気管支が弱くなって、風邪のたびに気管支炎になりやすくなってしまったという方も多くいるそう。

手洗いは、RSウイルスだけでなく、インフルエンザやウイルス性の胃腸炎などの感染症全般の予防にも有効と言われています。

鈴木おさむさんのご子息も1歳2カ月(昨年の8月)に感染し、入院という事態になってしまったRSウイルス感染症。年々流行の季節が早くなり、一年を通して感染者の数が0にはならない厄介な病気です。

ぜひ予防対策を徹底していきましょう!

 

【参考・画像】

※ アッヴィ、2歳未満の子どもを持つ親を対象に「RSウイルス感染症・子どもの健康に関する意識調査」を実施 – アッヴィ

※ 著者撮影

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