ママが憧れる「プチ起業」!それってホントに稼げるの?

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「おうち起業で育児と仕事を両立したい」

自宅の起業は通勤時間がゼロになることもあり、子育ても仕事も充実したいママにとっては理想に映るかもしれません。

また、公私ともに華やかに見える“女性起業家”という肩書にに憧れる人もいるかもしれません。

ですが一方で、定期的に一定以上の稼ぎをだすママ起業家は少ないですし、プチ起業ママの多くが、パート収入程度なら花丸という厳しい現実もあります。

筆者はフルタイムの企業勤めから起業家に転身し、子ども向け・ママ向けの教室、習い事の検索サイトを運営をしていることもあり、仕事柄、ママ起業の相談を多数受けます。

今回は起業したいママが知っておくべきことをお伝えします。

佐藤理香

より多様に・より手軽になる一方で落とし穴も

ここまでママ起業に注目が集まる理由のひとつは、売る商材がバラエティ豊かになったことです。

今はインターネットから簡単に情報収集できます。起業といっても、堅苦しい事業計画や資金調達などは一切抜きにして、“お手軽に・スマホで・今日から”スタートできる商材もあります。

筆者の分析では、プチ起業は次のように3分類されます。

(1)手芸品や手作りお菓子など、モノを販売する

(2)教室を開いて生徒に教えたり、占いやセラピーを行ったり、掃除や子守りを代行するなど手に職的なスキルを売る

(3)ネットでノウハウや動画講座、アドバイスを提供したり、アフィリエイトのコツなど情報を売る

1は、自宅で趣味の延長で作業できることもあって、ママ起業には人気です。

小物を“フリマアプリ”で売って小銭稼ぎ……の延長から、「こんなものも売れるんだ!」「私、商売上手かも~」と小さく始める方もいます。

2は、「私にもできそう」という内容も多く、起業ハードルはグッと下がります。例えば“散歩に同行します”、“恋愛相談に乗ります”という内容で会社を作った人を知っています。

さらにこの分野では「○○協会」などの団体が多数存在します。

多くの場合独自の“資格”を作り、資格取得のために受講費や会員費の徴収でビジネスを展開しています。

多くのママがこのような資格(例:○○アドバイザー、認定××講師)を取得して、仕事にしたいと奔走するわけです。

セミナーや講座に参加するにしても、自分の投資が本当に返ってくるのか、それはいつごろになりそうなのかなど、費用対効果や収支をよく吟味する必要があります。

3は、ママ起業でこのタイプを選ぶ人は少ないと感じます。ただし、トラブルをよく聞くのもこのタイプ。

例えば「在宅ワーカー募集で資料請求したら、登録紹介料5万円を要求された」など、知識の乏しさにつけこんだものもあるので要注意です。

 

多くの起業ママの稼ぎは「パート収入程度」

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ママ起業やプチ起業を目指す方は多いと感じますし、「いつかはやりたい」という願望層を含めると潜在的にはボリュームがあります。

ですが一方で、実態は厳しいこともあります。

定期的に一定以上の稼ぎをだすママ起業家は少ないですし、従業員やスタッフを雇う場合、自分とスタッフの報酬を加えた収益を毎月稼ぎ出さなければなりません。

それは経営者にとって想像以上に高いハードルで、強いプレッシャーになります。

実際のところ、プチ起業ママの多くの稼ぎは“パート収入程度なら花丸”という状態ではないでしょうか。

なかには、起業で稼いだお金を交流会やセミナーに使ってしまい、結果収支はトントン、またはマイナスという人もいます。

 

ママの起業は、子育てしながら仕事ができるという一石二鳥な分、“どっちもどっち”になりがちです。

仕事も100%、子育ても100%の全力投球は無謀です。

だからこそ、すぐに稼ぐのはまず無理!

たとえ起業したとしても、事業が軌道に乗るまでは年単位で時間がかかることをまずは知っておきましょう。

気持ちのゆとりこそが、何よりもママと家族のためです。

 

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