習い事には要注意!? 塾もいいけど、小さい頃に「外で運動するべき」理由

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習字に、学習塾に、ピアノに……小学校の子どもたちに話を聞くと、1週間のうちに4〜5日、放課後に習い事をしていると答える子も少なくありません。

その傾向は園児にも言えるようになってきました。一方で、叫ばれているのが「子どもの体力低下」問題。

外で思いっきり走り回る経験をする機会が減ってきていると言います。

実は、運動には体力をつけるだけではなく、他にもメリットがあると言われています。

今回は、小学校教諭と心理カウンセラーの資格を持つ筆者が、全身を動かして遊びまわることが子どもの成長に与える影響と、運動を生活に取り入れるコツをご紹介します。

 

身体を動かすことで発達するのは「体力」だけでない!?

文部科学省 幼児期運動指針策定委員会が平成24年3月に発表した『幼児運動指針』によると、幼児における運動の意義は次の5つ。

(1)体力・運動能力の向上
(2)健康的な体の育成
(3)意欲的な心の育成
(4)社会適応力の発達
(5)認知的能力の発達

運動による効果は、健やかな身体づくりや体力の向上だけではありません。

子どもたちは友だちと楽しく遊ぶ経験や意見のぶつかり合い、もめごとを解決する(譲り合いや我慢)経験を通して、社会性や人とのかかわり方を学んでいきます。

そして、ボールなどの”もの”を使ったり、自然にあるものを工夫して遊び道具を作ったりすることで創造性や認知能力、空間認識能力などが培われます。

このように、運動、特に”誰かと自然の中で遊ぶ”(=運動する)経験は、心と身体を強くするとても貴重なもの。机上ではまかないきれないものなのです。

 

焦り過ぎは禁物。習い事は要検討!

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子どもの将来を思うと、あれもこれもと先取り学習をさせたり、技術を身につけさせたくなるでしょう。

一方で、友だちと気持ちをぶつけ合いながら遊ぶ経験や、思いっきり身体を動かして運動する経験も大切。

机上での学びや楽器だけでなく、スポーツや人とのコミュニケーションが豊富な習い事も積極的に取り入れましょう。

 

近所の子どもたちと遊ぶ経験も!

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習い事ではなく、その場にいる子どもたちと学年や年齢を問わず仲良く(皆が楽しめるように、ときには我慢して)遊ぶ、という経験は、社会に出て人と人との関係づくりをしていく上で欠かせない経験です。

地域や環境にもよりますが、できることなら、習い事以外にも様々な子どもの中で遊ぶ経験をさせてあげましょう。

夏休みにキャンプ企画に参加したり、子どもたちで遊ぶ自治会のイベントに参加するのもおすすめです。

 

いかがでしたか?

子どもたちの体力低下やコミュニケーション能力の不足が叫ばれている現代こそ、積極的に身体を動かして友だちと一緒に遊ぶ経験をさせてあげたいですね。

 

【参考・画像】

幼児運動指針 – 文部科学省

※ Zurijeta,Robert Kneschke,wavebreakmedia / Shutterstock

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