うちの子は問題児?「保育園の先生を手こずらせる子」からわかること

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幼稚園や保育園の参観に行くと結構、先生を手こずらせているわが子。そんな時「もしかして、うちの子は問題児?」って思うことってありませんか。

でも、問題行動にも様々な理由があります。

そこで、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が教育専門家としての経験を元に“子どもの問題行動”についてお話します。

立石美津子

「ある問題行動」から見えてくる3つの理由

例えば“合奏の時間、勝手に保育室から脱走する”という問題行動。同じ行動にも次の3つの理由があります。

(1)しつけが出来ていない

子どもは本能として「集団生活の中では勝手に教室から出て行ってはいけない」ことを知りません。誰かがしつけていかなくてはなりません。

もし、担任の保育者が「まだ幼い子どもだから自由にさせていていい」と思って、教室から出ていくことを咎めることをしなかったら、勝手に出て行ってしまうのは仕方ありませんね。

家庭で食事中でも「まだ子どもなんだから、一定時間、座っていられないのは仕方がない」と席を立ってもほっておいたり。

また、子どもがおもちゃ箱の近くに行ったとき、親がお皿を抱えて食べさせに行くようなことをしていると、いつまでも「食事中は席を立ってはならない」ことを学ぶことが出来ません。

このように“しつけがされていないことにより、問題行動を起こす”ことがあります。

 

(2)大人の気を引く行為

「おもちゃを一つでも片づけた」「嫌いな食べ物を少しでも口にした」こんな些細な子どもの努力をちゃんと褒めて認めてやれば、良い行動が増えていきます。

けれども、子どもが出来ているところには目がいかず、出来ていない部分ばかりにダメ出しするママだった場合…

(C)今泉久恵

子どもは「僕が努力していてもママはちっとも気が付いてくれない。だったら、うんと悪い行動をしてママの気を引こうと正反対の行動に出ることがあります。

更に保育園でも担任に対して自分に関心を引こうと「教室から出て行って、先生に追いかけてもらおう」という行為に出ることがあります。

叱られる形でもいいから、大人に構ってもらおうと必死、「僕に気が付いて~」というサインなのです。

叱ってばかりいないで、出来ていることはちゃんと褒めてあげましょうね。

 

(3)発達障害児の場合

自閉症や注意欠如/多動性障害などの生まれつきの脳の機能障害を持っている場合、他の子の真似をして集団行動に従ったり、じっとしていることが難しい場合があります。

また、感覚の過敏性もあるため、音楽の音に耐えられなかったり、粘土や糊のべとつく感覚が嫌で保育室から脱走してしまうことがあります。

「粘土や糊を触らなくていい」「楽器を鳴らすときは別の部屋で過ごしてもよい」など、絶対耐えられないことを、避けてやる支援・配慮が必要です。

 

問題行動には様々な理由があります。今日ご紹介したように、それに応じた大人の対応の工夫をしてみましょう。

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・著者・講演家・元幼児教室経営者。自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』

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