【専門家厳選】一発屋絵本はダメ!ママの子ども時代から続く「わが子にも読むべき」10冊

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突然ですが……、“一発屋”という言葉がありますよね。芸能界などで一時的にヒットし、その後姿を消してしまう人のことを指します。

絵本も一時的に話題になっても増版がかからず、後世に残っていかない“一発絵本”と、ママが子ども時代に読んだ絵本がまだずっと売れていて、書店に行けば必ず置いてあるような“ロングセラー”となっているものがあります。

時代が移り変わっても残り続けているものは、子ども達にとって魅力的な絵本、良書だと思います。

そこで、『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』の著者であり、教育専門家の立石美津子が “孫の時代にまで読み聞かせていきたい絵本”についてご紹介します。

立石美津子

1.エリック=カール(1969)『はらぺこあおむし』(偕成社)

小さな青虫はスイカ、カップケーキ、キャンディーなど様々なものを食べて美しい蝶になります。穴あきのしかけ絵本です。遊びながら曜日の感覚も身に付きます!


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2.なかがわ りえこ (1967)『ぐりとぐら』福音館

野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけカステラを作ることにしました。、森じゅうの動物たちも集まってきて、みんなで最後は大きなカステラを食べます。絵の中のカステラを子どもに食べさせてみてください。きっと大きな口を開けてくれますよ。親子のコミュニケーションもはかることができる1冊です。

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3.エウゲーニー・M・ラチョフ (1965)『てぶくろ』福音館

雪の降る森の中に暖かそうな手袋を見つけて動物たちがやって来ます。鼠、蛙、兎、狐、狼、猪、がやってきて手袋に入ります。動物が増える度に手袋に窓が出来たり屋根ができたりします。でも、「こんなに入って手袋はパンクしないだろうか」と子どもはハラハラドキドキしますよ。

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4.モーリス・センダック (1975)『かいじゅうたちのいるところ』冨山房

マックスという男の子がいたずらをしてお母さんに叱られます。そのまま寝入ったら、その先は怪獣達のいるところでした。しばらく過ごした後お母さんが恋しくなったマックスは怪獣たちの元を去ろうとします。しかし、怪獣たちに好かれ「食べてやるからいかないで」と言われます。さて、マックスの運命は!

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5.ラッセル・ホーバン(1966)『おやすみなさいフランシス』福音館

寝付けない子熊のフランシスが天井のひびを見ては、虫が出てくるのではないかと怖がり、椅子にかかっているガウンを見ては、虎や大男が自分を食べにきたと思いこむ。その度に親の元へ行き、最後は疲れて夢の中にいるフランシスでした。寝付けない子どもの心理を突いた1冊です。

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6.トルストイ(1962)『さんびきのくま』福音館

親子の住む熊の家に女の子が迷い込みます。女の子はスープを飲み、ベットに寝てしまいます。そこへ熊の家族が帰ってきます。さて、女の子の運命は! 「逃げた女の子はどうなったと思う?」と後日談を子どもと交わすと「逃げ切った」「熊に食べられた」など様々な反応が返ってきますよ。

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7.レオ・レオニ(1969)『スイミー』学社

仲間をマグロに食べられたスイミー。みんなで力を合わせ大きな魚を形作り、自分が目になってマグロを倒そうとするお話です。仲間との力を合わせること、勇気などの教訓を学べます。

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8.ばーじにあ・りー・ばーとん (1965)『ちいさいおうち』岩波書店

環境の良い田舎に建っていた小さなおうちは都会に憧れていましたが、周りが都会化し変貌していく様を見て、田舎が恋しくなります。最後は田舎にもどる小さな家でした。自分の手元にある幸せを実感できる1冊です。

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9.グリム (1976)『赤ずきん』岩波書店

グリム童話の代表作です。お祖母さんを訪ねた赤ずきんは、お祖母さんに化けた狼に食べられてしまいます。最後に赤頭巾は猟師に助けられます。子どもはドキドキハラハラして物語にきっと魅せられることでしょう。

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10.森 いたる(1977)『ちびくろさんぼ』金の星社

さんぼは繰り返し虎に出会い、その度に危機を乗り越えます。服を渡したり靴を渡したり。最後に虎は ぐるぐるまわって バターになりました。さんぼはパンケーキにして169枚食べる場面で終わります。怖いけれども最後は虎が子どもが大好きなパンケーキになるホッとでる1冊です。

ちびくろ・さんぼ (1977年) (せかいの名作ぶんこ)出典:https://www.amazon.co.jp/

 

お子さんの絵本選びの参考にしてくださいね。

 

【参考・画像】

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※ ばーじにあ・りー・ばーとん (1965)『小さいおうち』岩波書店

なかがわ りえこ (1967)『ぐりとぐら』福音館

ウゲーニー・M・ラチョフ (1965)『てぶくろ』福音館

グリム(1976)『赤ずきん』岩波書店

モーリス・センダック1975)『かいじゅうたちのいるところ』冨山房

ラッセル・ホーバン(1966)『おやすみなさいフランシス』福音館

レオ・レオニ(1969)『スイミー』学社

トルストイ(1962)『さんびきのくま』福音館

ばーじにあ・りー・ばーと (1965)『ちいさいおうち』岩波書店

ヘレン・バンナーマン (2005)『ちびくろさんぼ』瑞雲舎

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・著者・講演家・元幼児教室経営者。自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』

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