多くの子どもが「便秘予備軍」!? かんたんチェックリストと改善方法

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NPO法人日本トイレ研究所が今年6月に発表した「小学生の排便と生活習慣に関する調査」(全国47都道府県の小学生4,777名とその保護者が回答)によると、小学生の6人に1人が便秘であり、3人に1人が便秘予備軍であるという結果が出たそうです(※1)。

この原因としては、学校で“大”のトイレに入っていることを友だちにからかわれるのがイヤだと感じるいうことに加え、食生活や就寝時間なども影響しています。

元に子どもの便秘を解消する方法や便秘の基準についてお話します。「うちの子、便秘かな?」と、思ったその日からできるので参考にしてみてくださいね。

 

ウチの子は便秘?すぐできるチェックリスト

そもそも“便秘である”という状態の定義はどのようなものでしょうか?

この調査では『ROMEⅢ』という国際的な病気の診断基準を使用しており、以下の条件に2つ以上当てはまる人を「便秘状態である」、1つでも当てはまる人を「便秘予備軍である」と定義しています。

・排便頻度が3日に1回以下

・便失禁がある

・便を我慢することがある

・排便時に痛みがある

・便が硬い

・トイレが詰まるくらい大きな便が出る

 

 

正しい生活習慣も重要、1ヶ月以上治らない場合は病院へ

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便秘になってしまうと、腹痛、吐き気、食欲低下などの症状がみられると言われています(※2)。

便秘の原因は、単にトイレでの排便を我慢することだけではありません。前述の調査では、便秘状態の子どもがそうでない子どもに比べて、

(1)睡眠時間

→起床時間が7時以降、就寝時間が22時以降の人が多い

(2)朝食の有無

→「必ず食べる」「食べることが多い」といった回答のパーセンテージがわずかながら低い

など、正しい生活習慣に関する割合が全て下回っていることも明らかになりました。

また「あなたの学校のトイレは、うんちがしやすいと思いますか」という質問に「とてもしやすい」「しやすい」「ややしやすい」と回答した子どもの合計はたった24.1%。多くの子どもたちは、人目を気にして学校で排便を我慢してしまう傾向にあります。

ちなみにトイレに行くこと自体を嫌がり便秘傾向になってしまうというのは、小学校入学後に限りません。幼児期でも、トイレトレーニングが上手くいかなかった際、子どもを頭ごなしに叱りつけてしまうとさらに追い詰められ、便秘の悪循環となってしまという指摘が医師からもなされています(※2)。

学校には家庭とは違う社会があるので、子どもの年齢が上がるにつれて「学校でしてもいいんだよ」と伝えても効果を発揮しないことが増えるかもしれません。ですが、就寝時間や朝食は家庭でも改善可能でしょう。規則正しい生活習慣づくりが便秘も防ぐと言えそうです。

そして、わが子の便秘が心配というママは、思い切って小児科に連れて行って診察を受けてもらうのも一つの手です。さいたま市立病院小児外科部長の中野美和子さんは今回の調査結果を受けて

便秘状態と判断された児童は、便秘症という病気であり、病気としての認識も必要で、まず生活習慣調整を試み、1カ月程度で改善傾向がなければ、医療機関に相談することが望ましい。子どもが実際に苦しんでいるのであれば、すぐに受診したほうが良い。

とコメントしています。

 

「たかが便秘」と思わず、お子さんの体調を気にしてあげてくださいね。

【参考・画像】

※1 小学生の排便と生活習慣に関する調査 – NPO法人日本トイレ研究所

※2 子どもの便秘 – たけい小児科・アレルギー科

※ narikan、Photographee.eu / Shutterstock

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