【スマホ育児のポイント】3歳までの子どもに使わせるときの注意

出典:https://www.shutterstock.com

私たちの生活の中で、もはや当たり前になりつつあるスマートフォン。

小さな子どもを持つ皆様も、写真や動画、ゲームアプリなどで子どもをあやす「スマホ育児」「スマホ子守り」の経験はありませんか?

子どもたちのインターネット利用について考える研究会(座長:お茶の水女子大学教授 坂元章氏)が2016年に実施した「未就学児の生活習慣とインターネット利用に関する保護者意識調査」(有効回答数:1,149件)によると、6割近くは2歳までにスマホやタブレットなどの利⽤を経験していることがわかりました。

もっともよく見られているのはスマートフォン(34.8%)で、その頻度も約5割が「毎日見る」または「ほぼ毎日見る」という、「スマホ育児」が浸透していることが統計的にもよくわかります。

今回は、スマホ育児のポイントとして、「利用時間」や「場面・情報との関わり方」についてお伝えします。

佐藤理香

 

今回の「やっておこう」ポイントをまとめると次の通りです。

○:やっておこう

・寝る1時間前には利用を終了させる

・スマホ利用は「1日あたり1時間以内」を目安にする

・周囲の大人が同じルールで子どもに接する

・スマホは育児の補助ツールに(内容をチェック・見せっぱなしNG)

さっそく、ポイントをみていきましょう。

 

就寝前のスマホ利用は厳禁

子どもにとって、睡眠はとても大切なものです。3歳までの子どもに必要な睡眠時間は、12時間~14時間だと言われています。

加えて、スマホから出るブルーライトは眠りの妨げになることが指摘されています。最低でも寝る1時間前には利用を終わらせましょう。

またスマホの長時間利用は視力への悪影響があります。画面が小さなスマホは、子どもの目と画面との距離が近くなりがちで、目が疲労しやすくなります。

子どもの利用は、1日あたり長くても1時間以内に抑えましょう。

 

スマホ利用のルール・情報との関わり方

スマホの利用が望ましくない時間帯(食事中・就寝前)には、どんなに子どもにせがまれても使わせないルールづくりが必要です。

「ママはうるさいけどパパは許してくれる」ということにならないよう、周りの大人たちでルールを共有しましょう。

子どもが一人でスマホを見ていると、大人たちが知らぬ間に幼児・児童には好ましくないアダルトコンテンツや残虐表現など、不適切な情報に触れるおそれがあります。子どもに預けっぱなしにせず、内容をチェックすると同時に、そうしたサイト・コンテンツへのアクセスを防ぐため、フィルタリングサービスを利用しましょう。また、日本小児科医会の「スマホに子守をさせないで!」という提言では、知育ゲームや動画でも、子どもに一人で見せていると成長をゆがめる可能性があると指摘しています。

とはいえ、動画やゲームはマイナス部分だけでなく、その内容をリアルな遊びに繋げることで世界を広げてあげることもできます。例えば、折り紙の動画を見て実際に親子で折ってみる、お遊戯の動画を見て一緒に踊ってみるなど、スマホ上のコンテンツを親子で楽しめる「補助ツール」とできるよう、工夫してみてください。

お茶の水女子大学名誉教授で小児科医の榊原洋一氏は、NHK Eテレの番組「すくすく子育て」のインタビューで「視聴時間の長い子どもでも、日常生活の中で親子の会話が多いと、話す言葉の数が多いという結果が出ています。テレビの視聴時間よりも、親子の会話の量がコミュニケーション力に影響するのですね。スマートフォンを使うときは、親子でお話ししながら使うといいと思いますよ」と薦めています。

 

いかがでしたか?

小さな子どもにスマホを使わせるリスクを理解した上で、親子の関わりや遊びが広がるような使い方を意識していきましょう。

 

【参考・画像】

未就学児の生活習慣とインターネット利用に関する保護者意識調査結果 – 子どもたちのインターネット利用について考える研究会

スマホに子守をさせないで! – 一般社団法人日本小児科医会

※ スマートフォンを使いすぎて、コミュニケーション不足にならない? – すくコム(NHKエデュケーショナル)

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