結婚・出産タイミングで見直すべき「保険」の種類とポイント

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結婚や出産。大切な家族が増えることはとても喜ばしいことですが、大黒柱の責任もそれだけ増えます。家族構成の変化に伴い、「さて、重い腰を上げて生命保険を見直さなきゃ!」と考える人もきっといるはず。

とはいえ、いまや来店型保険ショップやインターネット限定の保険商品もそう珍しくない時代です。選択肢が増えた分「誰から、どんな保険を買うべきか?」を決られない人が増えているかもしれません。

今回は「決められないから見直しはまた今度でいいか……」とならないために、元保険外交員だった筆者が、ライフステージ別に優先して見直したい保険の種類と検討のポイントをまとめてみました。

忙しくなるお子さんの夏休み前に、わが家の保険の点検をしてはいかがでしょう?

夫の死亡保険金受取人が「母親」のまま放置のケースも!?

家計相談でよく見かけるケースに、夫婦それぞれの保障内容のアンバランスが目立つご家庭があります。

たとえば結婚して日が浅いご夫婦で、妻は独身時代から保険に加入しており、夫は個人年金保険や共済だけに加入しているケースがみられます。あるいは、夫の独身時代に親が保険料を負担し加入していた生命保険を、死亡保険金受取人が親のまま引き継いでいるケースなどです。

前者では大黒柱である夫の死亡保障不足が目立ちますし、後者では万一の際に死亡保険金が妻子に下りず、親が受けとる契約のためそもそも遺族保障になっていない状態です。

これらのケースに心当たりのある人は、まさに「今」が保険の見直しどきです。

被保険者(夫)が誕生日を迎える前に、契約関係の適正化・死亡保障額の見直しをおすすめします。

ライフステージ別重点保障と保険検討のポイント

今回の記事では、プレママから育児期まで、ライフステージごとに優先したい保障の種類と検討ポイントをまとめてみました。

わが家が最優先で見直すべき保障について確認しておきましょう!

【結婚後~プレママ時代】夫の死亡保障と妻の医療保障をチェック!

まずはご夫婦でいる間に夫の死亡保障を確認しておきましょう

上で挙げたように、死亡保険金受取人や指定代理請求人が適正に設定されているかも合わせて確認しておきましょう。再婚した場合も同様です。

また今後ご出産を予定しているご家庭は、早めに妻の医療保障も見直しておきましょう。

【出産後~育児期】必要保障額のピーク、収入に見合った死亡保障を確保しよう

よく言われる通り、子どもを出産した直後が世帯主の死亡保障のピークです。出産時の世帯金融資産の多寡にもよりますが、貯蓄が少ない世帯ほど生命保険によるリスクヘッジは有効です。

保険に加入していない場合は、夫の死亡保障と子の学資確保を目的とした「低解約返戻金型死亡保険」もおすすめです。また、第2子・第3子の誕生にともなう保険料負担が気がかりであれば、健康状態にもよりますが既加入保険の保険金を増額する方法もあります。

また共働き世帯の場合は妻の家計貢献度もかなり高いので、万一の場合の育児関連の負担、住宅ローン負担に備えて妻の死亡保障を必ず確保するようにしましょう

教育費準備としては学資保険がまず挙げられますが、予定利率を考えると別の手段でも良いでしょう。ただし、貯蓄体質でない家庭にとっては現在も意義のある保険商品です。教育資金をどう貯めるか、この機会にパートナーと話し合ってみてください。

 

総じて子育て期は、大きな死亡保障額が必要な時期です。

保険料負担が厳しいからと死亡保険への加入をあきらめるのではなく、たとえば勤め先の団体保険(グループ保険)を探す、非喫煙者向けのインターネット定期保険を検討するなど、掛け捨てタイプで割安な保障中心に検討してみましょう

生命保険の保険料を賢く抑えることは固定費の軽減に直結し、家計改善にもつながります。いま上手に見直すことで、浮いた保険料でおいしいものを食べたり、旅行のお土産代ぐらいになるかもしれません。保険の見直しするなら「いま」、あながち間違ったフレーズとも言い切れませんね。

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【著者略歴】

海老原政子・・・ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー。元生命保険外交員。千葉市在住。一児の母として主婦目線でのアドバイスが好評。「ムリしない」「ラクに続く」家計管理について、日々情報発信中

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