「妊活、協力するするサギ夫」にご注意を…! #10【妊活QA】

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Q.妊活歴半年の38歳です。ウチの夫について疑問に思うところがあるのでメールします。

ウチの夫は、とにかく無口。大事なことを言ってくれないので、何を考えてるかさっぱりわかりません。そのため、私の妊活についても本心ではどう思っているやら……。「女房が妊活をやりたいから、仕方なく付き合ってやるか」程度かもしれません。でもクリニックも週末なら一緒に付き添ってくれるし、施術で痛い思いをした日などは料理なんかも作ってくれるので、まあ協力的なのかなあと……。でも口では何も言ってくれないので、とても不安です。彼は妊活に協力的だと思えますか?

3年間にも及ぶ不妊治療の末に、40代でようやく子どもを授かった『俺たち妊活部―「パパになりたい! 」男たち101人の本音』の筆者・村橋ゴローが自身の妊活体験を元に今まさに妊活中の方の不安の声に応えていきます。

今回は、“妊活、協力するするサギ夫”についてです。

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妊娠・出産は男には“異世界”

A.確かに「女房がやりたいって言うから、付き合ってやるか」程度で妊活を始める男性はたくさんいます。拙著『俺たち妊活部』を書くにあたり101人もの男性を取材しましたが、そういった男性もいました。でもね、それはある意味仕方のないこと。だってね、男にとって“子を宿す”とか“子を産む”ということにリアリティーを感じるのは、とても難しいんです。男は自分で体験できないことですから、それはもう異世界のお話しというぐらいで……。

かくいう僕も、そんなひとりでした。妊活を始めた当初は「子どもがほしい」と本気で思ったことはありません。ただ、愛する妻が妊娠を強く望んでいるのだから協力したい! というのが本音。

つまり「俺のオンナが望んでるんだ。それを叶えてやろうじゃねえか」という思いです。そしてこれが、妊活男子のけっこうな本音だったりします。

 

口下手の夫へは「二択で答えられる質問」を!

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さてここで、質問者のダンナさん。いいダンナさんじゃないですか! 自分の時間を過ごしたい休日でもクリニックに来てくれる、痛い思いをした日は炊事をしてくれる。めちゃくちゃ協力的じゃないですか! 

不言実行、かっこいいじゃないですか! ダンナさんは本当に喋るのが苦手なんでしょう。だからこそ、不安に思うなら「YES/NO」の二択で答えられる質問にすればいいと思いますね。

「赤ちゃんが欲しい?」「妊活、あと1年やっていい?」など、本当に気になることは二択で答えられる質問で投げかけてみてください。

 

「赤ちゃん、欲しい?」

「うん」

 

口下手の男の発したひと言は重く、ウソはないはずですから。

 

妊活、協力するするサギ

さて問題なのは、耳に心地いい言葉をベラベラ喋るくせに、本心ではあまり協力的ではない男というのが存在します。それが“妊活、協力するするサギ”です。このサギには特徴的な口ぐせというものが、あります。

 

「きみの好きなようにしていいよ」

 

一見すると、とても協力的な夫にみえるでしょう。しかしこれしか言わない男は「こう言っとけば逃げられる」ぐらいにしか考えておらず、真剣に妊活に参加していないはずです。

例えば、流産を何度も経験し、もうやめたいと思ったとしましょう。それなのにダンナから返ってくる言葉は、

 

「きみの好きなようにしていいよ」

 

だけ。あなたは、「相談したいのに!」「意見が欲しいのに!」と憤るはずです。ですから「きみの好きなようにしていいよ」という言葉は、仕事で「お任せで!」と丸投げしているだけなのです。何も考えてないのと一緒と思われても仕方ないでしょう。

 

いま、妻がどんな治療を受けているのか、どんな思いをしているのか。悲しい結果が続くなら「やめる」ではなく「何ヶ月かお休みする」という決断をするべきなのか。これらすべてを考えることなく、耳心地のいいひと言で逃げようとしている。これこそが“妊活、協力するするサギ夫”なのです。

 

こうなったら一度ダンナを脅したほうがいいかもしれません。

 

「私、もう治療に疲れました。妊活をやめます」

「大事な子づくりの相談。それに真剣に乗ってくれない人の子どもを、産む気にはなれません」

 

ダンナは狼狽するでしょう。そして目を覚ましてくれるでしょう。

何回でも言います。妊活とは女性だけが行う治療ではなく、夫婦で向き合うべき治療だと僕は思います。

【画像】

※ Rustle、 bluedog studio / Shutterstock

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【著者略歴】

※ 村橋ゴロー・・・72年、東京都出身。大学生のときライターデビュー。以降、男性誌から女性誌、学年誌など幅広い分野で活躍。千原ジュニア、田村淳、タカアンドトシ、次長課長、高橋克典など多くの芸人、俳優陣の連載構成を手掛ける。3年に及ぶ、自身の不妊治療奮闘記をまとめた著作『俺たち妊活部』(主婦の友社刊)が好評を博す。また主な構成/著作に、『すなわち、便所は宇宙である』シリーズ(千原ジュニア著・扶桑社刊)、累計200万部突破した『GO!GO!バカ画像シリーズ』、『裏モテの秘策』(ともにKKベストセラーズ刊)などがある。結婚以来11年間、炊事・洗濯・掃除をこなす兼業主夫でもある。

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