80%がヒヤリ経験!梅雨時の危険から子どもを守れ【3歳児神話#15】

出典:https://www.shutterstock.com

3歳まではママが育てないと子どもの成長に悪影響が生じる……という“3歳児神話”。どこまでがホントなのか気になるところです。この連載では“3歳まで”をキーワードに、様々なケースを取り上げ、ポイントをお伝えします。

梅雨の時期になりました。雨天では、子どもの支度でレインコートや傘、長靴を準備し、園の送迎では気を使うなど心配も増えます。

今回は、東京都が2013年に発表したレポート「ヒヤリ・ハット調査 降雨時の身の回りの危険」から、多くの人がヒヤリと感じた事例をお伝えします。

事故を防ぐポイントを確認し、雨の日の安全に備えてください。

佐藤理香

 

今回の「やっておこう」「やらなくてよい」ポイント

今回の「やっておこう」「やらなくてよい」ポイントをまとめると次の通りです。

○:やっておこう

「ヒヤリ経験は何で発生するかを理解する」

「事故防止のために対策をとる」

△:やらなくてよい

「事故防止の対策をとらない」

まずは、どれだけの人がヒヤリとした経験をしているのか見ていきましょう。

 

ヒヤリ経験者の割合は80%!

今回のレポートは、東京都在住の15歳以上の男女3,000人のアンケート回答を基に作成されています。

調査の回答者のうち「雨の日にヒヤリとしたり危害を経験した人」の割合は79%。なんと約8割に達します。「実際に危害を経験した人」に絞っても17.9%と、約2割は危害も受けていたのです。

 

傘・履物・自転車がヒヤリ・ハット件数トップ3

「製品別に見たヒヤリ・ハットや危害経験者数」を見ると、トップ3が「傘」(合計1,657人)、「履物」(合計1,317人)、「自転車(電動アシスト自転車除く)」(合計750人)となっています。

注目すべきは自転車です。ヒヤリとした件数こそ傘や履物のほうが多いですが、自転車の危害人数は158人と2番目です。雨の日に自転車を使うことで、事故等の危害につながりやすいことを意味します。

出典:https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp

 

事例からみる事故防止ポイント

女性や育児に関する事例をピックアップして事故防止のポイントをみていきましょう。

事例1

子どもの手を引いて歩いていたとき、子どもに気をとられてよそ見をしていたら前から自転車がきた(42歳女性)

ヒヤリとした経験や危害は傘が原因のものが一番多いです。

事例集を読んでいると「傘で視界が悪くなり、自動車、自転車等の車両、人にぶつかった、ぶつかりそうになった」という結果が半分以上を占めます。

雨の日は視界が悪くなります。透明な傘や、傘の一部が透明になって視界が開けるものを持つ・持たせるのもアイデアです。事例のように、子どもと傘の両方に気をつかうのが大変という場合は、レインコートに切り替えましょう。

また、子どもが傘で遊んでしまうというケースも多かったです。傘は時に凶器になります。人に危害を加えた場合は賠償責任をおう可能性もありますので、日頃から傘で遊ばない、振り回さないことを教えましょう。

出典:https://www.shutterstock.com

事例2

ハイヒールのパンプスをはいていたのでバランスを崩して足首をねんざした(18歳女性)

「滑って転んだ・転びそうになった」という履物関連の事例も多数あります。パンプスを履くママは事例のケースに思い当たるふしがあるのでは? ヒールがあり不安定なパンプス、雨道では滑りやすさが加わります。

そもそも濡れたツルツル面は滑ります。大理石やツルっとした床、バスのステップやマンホールに点字ブロックと、滑りやすい場所はたくさんあります。

子どもを抱っこするときや手を引くときは、道連れにして転倒しないように、普段以上に注意しましょう。例えば階段は1段ずつ両足をついて降りる、点字ブロックを避けて歩くなど、ちょっとした工夫で転倒を防止できます。

事例3

降雨時に自転車に乗っていて、坂道でブレーキが効かなくなり、スリップしたのちに転倒し、大きな岩に顔面をぶつけて救急車で運ばれた(18歳男性)

自転車で多かった事例は「スリップして転倒した、転倒しそうになった」です。

事例のようにタイヤが雨道でスリップし、ブレーキがきかなくなることも。雨道ではスピードを落とす、坂道は手で押して歩くなど対策をとりましょう。

自転車が歩行者をひいて賠償責任を課せられるケースも増えています。これは子どもも例外ではありません。雨の日は自転車に乗らない、傘さし運転はしない、夕方以降はライトを点灯、ヘルメットは必ず着用など、法令ルールも合わせて安全に走行させましょう。

 

いかがでしたか?

少し意識するだけで事故は防止できます。安全に梅雨の時期を乗り越えましょう。

【参考・画像】

ヒヤリ・ハット調査「降雨時の身の回りの危険」 東京都生活文化局消費生活部

※ ANURAK PONGPATIMET、urbazon  / Shutterstock、東京くらしWEB

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