子どもの「目ヤ二」がいつもと違う?目も充血?考えらえる病気と治療法

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目ヤニとは医学的には“眼脂”と呼ばれるものであり、目から出て来る分泌物のことです。目は涙をはじめムチンと呼ばれる粘膜も分泌します。

目ヤニは普段は少ししか出ないものですが、お子さんなど、突然いつもよりも多く出るようになったことってありませんか?

今日は目ヤニの原因と考えられる典型的な病気と治療法についてお伝えします。

目ヤニがいつもより多く出るのは何が原因?

病気により目ヤニがいつもより多く出る原因はすぐに「これだ」と一つに特定することはできません。原因となるものには咽頭結膜熱(プール熱)や細菌感染、ウイルス感染やアレルギー性のものまで多義に渡るからです(※1)。

いずれにしても異物が目に存在し、免疫反応が起こり、それらを排泄しようとする働きが目ヤニとして出てきます。

ただ、時に“スティーヴンス・ジョンソン症候群”というような難病などによっても目ヤニが出てきてしまう可能性が考えられますので(※2)、気になった場合はそのまま放置せずに眼科や小児科へ受診するようにしましょう。

 

感染症で注意したい「目ヤニ以外の症状」は?

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目ヤニが多く出ている際の症状としては、例えば細菌感染やウイルス感染、アレルギー感染が原因によるものですとさらに目が充血してしまったり、痒みが出てきてしまうことも多くあります

また、細菌やウイルスによって引き起こされてしまうものを感染性結膜炎と言いますが、こちらの場合は少々独特で、ウイルス感染の場合は水様の目ヤニが、細菌感染の場合であれば白や黄色のどろっとした目ヤニが出てくるとされています(※3)。また菌やウイルスに感染している場合、目ヤニだけではなく、発熱や喉の痛みも確認されることもあります

 

目だけではなく体調の良し悪しや発熱にも注意 

単純に出てきている目ヤニ、例えば寝ているときに生理的に出てきている目ヤニと、それ以外の場合の目ヤニとを区別付けしなくてはなりません。

そのためにも目が充血していないかだけを注視するのではなく、発熱がないか、体調は悪そうではないかなどもこまめに確認することが良いとされています(※3)。

目ヤニがしばらく続き、さらに目が充血しているようであれば何かしらの感染症の可能性が疑われます。早急に小児科へ受診するようにしましょう。

 

感染症の場合の治療法・予防法

目ヤニは生理的なものであれば治療はもちろん必要ありません。また感染性結膜炎の場合であれば基本的には自然に治るのですが、ある種の細菌による細菌性結膜炎では治療を受けないと長びく場合もあり、場合によっては点眼や眼軟膏などによる治療を行うこともあります(※3)。

感染性結膜炎を防ぐためには、普段から手洗いやうがいを徹底し、不清潔な手で目をかかないということが重要です

 

いつもとは違う目ヤニが出る場合、ここまで述べたようにその原因が多義に渡ります。

いつもとは違う目ヤニが出てきて、それが何日も続くというようなことがなければ心配はいらないと思われますが、いつもと違う目ヤニが出ている上に目が赤くなっている、調子が悪そうなどの異変を感じたら、早急に小児科や眼科へかかるようにして下さい。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【参考・画像】

※1 その他の眼症状, 眼脂 – MSDマニュアルプロフェッショナル版

※2 スティーヴンス・ジョンソン症候群(指定難病38) – 難病情報センター

※3 感染性結膜炎 – MSDマニュアル家庭版

※  Rabits / Shutterstock

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