4タイプに分かれる子どもの「生まれつき気質」と対応のポイント

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「やめてね」と1回注意されただけで素直に聞く子もいれば、「やめなさい!」と何度繰り返し怒っても同じことをしてしまう子もいます。

後者の子の場合、思わずママも、「私の育て方が間違ってるのかしら……」と思ってしまいますよね。

確かに、「育て方」というのは子どもに影響を与えるもの。それでも、生まれつき「手のかかる子」と「手のかからない子」がいるというのも紛れもない事実です。

この記事では、人類学を学び17年間教育に携わる筆者が、子どもが生まれもつ「4つの気質」と「気質別対応のポイント」をお伝えします!

子どもが生まれ持つ気質には「4タイプ」ある?

個性の元となる「気質」についての研究を長年続けるアメリカの精神科医トーマス&チェス夫妻は、「4つの気質タイプ」を提唱しています。

1.扱いやすいタイプ

乳児期には、規則的な食事や就寝スケジュールをスムーズに確立し、新しい日課や食べ物や人々にも、比較的早く慣れる傾向にあります。大きくなるにつれ、その場のルールを素早く学び、新しい活動や学校にも容易に適応します。約40%が、こうした「手のかからないタイプ」に当てはまります。

2.扱いにくいタイプ

乳児期には、定期的な寝食スケジュールを確立するのが難しく、新しい物事や思い通りにいかないことに対し癇癪を起こすなど、強烈に反応する傾向にあります。約10%に見られます。

3.順応が遅いタイプ

新しい物事に出合うと、踏み出すのに時間がかかる場合があり、「シャイ」や「内気」とみなされることもあります。 約15%が、このタイプに当てはまります。

4.平均的なタイプ

残りの約35%の子どもは、上の1.2.3のタイプにすっぽりとは当てはまらず、それぞれの傾向を合わせ持つとされています。

生まれつき「扱いやすいタイプ」は、手がかからない分、親もより余裕のある対応ができ、ますます育てやすい子になる。逆に、より「手のかかるタイプ」には、親もイライラしたり「怒りのボタン」を押されることが増え、親子関係もこじれがちとなり、子育てがますます大変なものとなってしまうこともあります。

まずは、その子の気質を理解すること。そして、「この子は、周りの40%の『扱いやすい子』のようにはいかないんだな」と腹を据えてしまうのも手です。実は筆者も、それで随分と楽になった1人です。

 

 

気質別の対応のポイント

1.扱いやすい子

手がかからない分、ついつい向き合うのが後回しになっていないか注意してあげましょう。また、自分の気持ちを抑え周りを優先してばかりにならないよう、その子自らが表現したり、主体的に選択できる機会を与えてやります。

2.扱いにくい子

細かなルールを決め「できないこと」を咎め続けるよりも、「他者や自分に危険なことはしない」など、最低限のルールを明確にし、「できていること」をこまめに認めてやりましょう。

3.順応が遅い子

無理強いをせず、かといって「守り過ぎず」、その子が自身のペースで環境に順応するのを励ましてやります。

4.平均的な子

1.2.3のポイントを、子どもの様子に合わせ、実践していきましょう。

それぞれの気質に「よい面」もあります。「扱いにくい子」は自分が「したい!」と思ったことをやり抜く意志の強さがありますし、「順応が遅い子」は豊かな感受性を持っているものです。

「気質」を理解し、より適切な対応を心がけ、その子のよい面に目を向けることで、子育ても少し楽になるかもしれません。

【参考・画像】

※ ‘The Origin of Personality’ by Alexander Thomas, Stella Chess and Herbert G. Birch Scientific American, pp 102-109, 1970

※ JGA / Shutterstock

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