習い事やめたい!子どもの「やる気がますます低くなる」親のNGフレーズ4つ

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「練習したくない~」

「もうイヤだ! ピアノやめる!」

子供がまだ小さいと想像できないかもしれませんが、子供自身が「やりたい!」と言ってはじめた習い事なのにいともあっさりと「やめたい」と言い出し、親としてどう対応すべきか困っているという話は多く見聞きしますよね。

親は、なんとか子供を思いとどまらせようと苦心するものですが、子供の本当の問題は“習い事をやめるかどうか”ではないのかもしれませんよ?

今回は、子育てコーチングの専門家である菅原裕子さんの著書『子育てが変わる親の心得37』(幻冬舎)を参考に、子供が「習い事をやめたい」と言ったときに親がするべき、たった一つのことをご紹介します。

 

アナタは大丈夫?子どもの「やめたい」に対するNGフレーズ

突然ですが、ここで問題です。子供が「習い事をやめたい」と言い出した時、理想的な親の反応は次のうちのどれでしょうか?

(1)「何言ってるの! あなたがやりたいといったんじゃないの!」と責める

(2)「えっ、どうしたの? 何かあったの?」と、尋問する

(3)「また~。そんな簡単にやめるなんてダメよ」と、たしなめる

(4)「そんなこと言わないで! ねっ、頑張ろう」と、励ます

実は……上記はどれもNGなんだとか。

“一度やり始めたことを途中で投げ出すのはよくない”という教育的判断と、“無理に習い事をさせるのはかわいそう”という母性的な感情の間で、ママ自身もぐらぐらと心が揺らぎ、つい冷静ではいられずに、上記のような対応をしても無理はありません。筆者自身も思い当たる節がありすぎて苦笑してしまいました。

でも、責めることは良くないにしても、理由を問いかけたり、励ましたりすることのどこがいけないのでしょうか?

あるがままを受け止めて共感しよう

菅原さんによれば、“子どものシグナル“は親の気持ちで反応せずに、“そのまま受け止めて聴くことが大切”だそうです。

つまり、子供が親に求めているのは、「こうしたら?」というアドバイスや“良い悪い“という上から目線の判断ではなく、つらい気持ちを受け止めてもらうことなんです。

一方、「何があったの?」というママの反応は、一見子供の気持ちに寄り添っているように思えますが、言葉で内の世界をうまく表現できない子供は根掘り葉掘り聞かれると、責められているように感じて口を閉ざしてしまうこともあるのでNGなのだそうですよ。

「聴いてほしい」のは大人も子供も一緒

この気持ちってママも感じたことがあるのではないでしょうか?

ママ友付き合いでちょっと嫌なことがあった日の夜、帰宅したパパに愚痴ったら、「そんなこといちいち気にするなよ」と真顔でバッサリ、なんて経験はありませんか?

ママとしては「そんなことを言って欲しいんじゃない!」とムッとしたり、「全然自分の話を聞いてもらえない」と悲しい気持ちになったりしますよね。

子供でも大人でも、一日を終えて家路に着き、家族に求めるものは“安らぎ”や“共感”です。特に子どもの場合は、外で嫌な事があったとしてもまだその気持ちをうまく表現できないことが多々あることも知っておいてあげたいところ。

ですから、子どもが「習い事をやめたい」と言ったとき、親ができるたった一つのことは、「そうだったんだ。いやなんだね」と共感してあげること。

そうすることで初めて、“ママは味方だ”と安心して、習い事をやめたくなるような“本当の問題”を教えてくれるのです。そして、ママの共感を得た子供は、心をリセットして翌日からまた頑張れるのです。

いかがでしたか?

“習い事をやめたい”“幼稚園に行きたくない”というような、ママを戸惑わせる子供のシグナル。中高生になると「私は誰にも相手にされない」など、難易度の高いものに進化することもあります。そんな時も、親の心得はただひとつ!

“子供の気持ちに共感して、そのまま受け止めて聴く”

菅原裕子さんの『子育てが変わる親の心得37』を読むと、子供の言葉に隠された本当の気持ちがよく見えてきます。子育てに少しお悩みの方は、ぜひ参考にされてはいかがでしょうか?

【参考・画像】

※ 菅原裕子(2015)『子育てが変わる親の心得37』 幻冬舎

※ Andrei Shumskiy / Shutterstock

 

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【著者略歴】

林カオリ・・・コピーライター・雑誌編集者・ライターを経て、ふらりとオーストラリアへ渡豪。ずるずると15年間滞在した後、数年前に日本にUターンする。海外留学・旅行・ライフスタイル関連記事のスペシャリストとして、日豪両国の多数の媒体に執筆。現在、オーストラリア生まれの小学生・幼稚園児の子育て真っ最中。日本と海外の子育て事情の違いをいたるところで実感し、人知れずカルチャーショックを受ける日々。

(2015年7月3日の記事を再掲載しています)

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