「子どもと自然とのふれあい」は科学的に証明されたメリット多数! #10

21世紀に不可欠なスキルのひとつ「環境リテラシー」

米国を中心とした研究者、政治家、教育者、ビジネスリーダーよって構成され、21世紀にふさわしい教育のあり方を提言する「P21(Partnership For 21st Century Learning )」という団体は「21世紀を生きる子供にとって必要不可欠な学習テーマのひとつ」として“環境リテラシー”を挙げています(*1)。

環境リテラシーとは、人間の営みや社会のあり方が、生態系などの自然環境にどのような影響を与えるかを理解する力を指します。

21世紀は国境を越え、世界中の国々が力を合わせて解決しなくてはならない環境問題やエネルギー問題が溢れています。是非これからを生きる子どもたちに「環境リテラシー」を高めてもらい、明るい地球の未来を担ってほしいですね。

米コーネル大学の研究者が2006年に発表した論文によると、子供時代、キャンプやハイキングなど定期的に自然の中で遊んだ体験を持つ子供は、そうでない子供よりも、大人になってからより自然環境を意識し大切にする傾向にあるとのことです(*2)。

キャンプやハイキングなどを通じて、まずは「自然に親しむ機会を持つ」こと。それは「環境リテラシー」を高めるためにできることのひとつです。

子供の発達にとってもメリットがたくさん!

この他にも様々な研究によって、自然の中で過ごすことは子供の成長にとって以下のようなメリットがあると分かっています(*3)。

・学力の要「認知力」が高まる

・21世紀を生きるための必須スキル「創造性」が培われる

・集中力が高まり落ち着く(注意欠陥や多動の緩和)

・身体の健やかさが促進される

・ストレス低減などメンタルヘルスが向上する

自然の中で過ごすことは、「環境リテラシー」が高まる機会となるだけなく、子供の健やかな成長にとって大きなメリットが盛りだくさんなんですね。

「でも、都会暮らしだと、自然の中で過ごすのは難しい……」と感じるママもいるかもしれません。

都会であっても、街路樹や道端の草花などを目にするだけでも、メンタルヘルスが向上するという研究もあります(*4)。

子どもと一緒にベランダの草花の世話をしたり、草木に囲まれた公園で遊んだり、空を見上げ夕陽を眺めたりと、人工物に囲まれた日常生活の中にも、「身近な自然」に触れる機会を持ってあげたいですね。

昨今は食べ物や衣類などもオーガニック製品が以前より人気ですし、子育ての中のママの間でも、「地球に優しい生活スタイル」がトレンドになりつつあります。

親子で「環境リテラシー」を高めていきたいですね。

【参考・画像】

※ (*1)FRAMEWORK FOR 21ST CENTURY LEARNING – P21

(*2)Wells, Nancy M. and Kristi S. Lekies. (2006). “Nature and the Life Course: Pathways from Childhood Nature Experiences to Adult Environmentalism.” Children, Youth and Environments 16(1): 1-24. 

※ (*3)長岡真意子「自然が子供に与える影響とは?自然を楽しむ10の工夫」- All About

(*4)Beyer KM, Kaltenbach A, Szabo A, Bogar S, Nieto FJ, Malecki KM. Exposure to “neighborhood green space and mental health: evidence from the survey of the health of Wisconsin.”Int J Environ Res Publ Health. 2014;11(3):3453-3472. 

※ Bosnian / Shutterstock

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